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(exp) bread and circuses =========================== ・ パンと見世物 : [ぱんとみせもの] (exp) bread and circuses ・ 見世物 : [みせもの] (n) a show ・ 世 : [よ, せい] 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation ・ 物 : [もの] 【名詞】 1. thing 2. object
パンとサーカス()は、詩人ユウェナリス(西暦60年 - 130年)が古代ローマ社会の世相を揶揄して詩篇中で使用した表現。権力者から無償で与えられる「パン(=食糧)」と「サーカス(=娯楽)」によって、ローマ市民が政治的盲目に置かれていることを指摘した。パンと見世物ともいう。 愚民政策の例えとしてしばしば用いられる名言であり警句である。 ==言葉== この警句のいう「サーカス」とはいわゆる“サーカス〔 〕”ではなく、古代ローマで複数頭立て馬車による戦車競走が行なわれた競馬場(、現代でいうサーキット、レース場)である。ここからこの言葉では拡大して、闘技場〔 〕で行われた剣闘士試合などを含めたスポーツ観戦などの意味で用いられている。ちなみに、オットリーノ・レスピーギの『ローマの祭』第1曲『チルチェンセス』はこの「キルケンセス」に由来する。 「」という定型句で定着しているが、これはいずれも対格形である〔 の複数対格形なら である。〕。この日本語訳としては「パンとサーカスを」のほうが近い。実際、下記のユウェナリスの原文では「パンとサーカス(見世物)を求める」という表現になっている。主格形にすれば、「」となる〔 の複数形は、主格と対格が同じ形である。〕。「パンとサーカス」というタイトルから日本人が受けるニュアンスに近いのは、この主格形である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パンとサーカス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bread and circuses 」があります。 スポンサード リンク
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