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パンチ・ザ・クロック (Punch the Clock)は、1983年に発表されたエルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズのアルバム。全英3位、全米24位を記録した。 == 解説 == エルヴィス・コステロにとって8枚目のアルバム。プロデューサーはクライヴ・ランガーとアラン・ウィンスタンリー。 TKOホーンズをホーンセクションに迎えた全体的に派手なサウンドが特徴だが、コステロ自身は、表面的で深みがなく、また80年代的なサウンドであるという理由で、本アルバムには批判的な見解を述べている。ただクライヴに対しては、彼のおかげでレコードがヒットしたということで批判的というわけではない。〔レコード・コレクターズ 1999年6月号 本人のインタビューより〕 このアルバムからは「ピルズ・アンド・ソープ Pills and Soap」、「エヴリデイ・アイ・ライト・ザ・ブック - Everyday I Write the Book」、「レット・ゼム・オール・トーク - Let Them All Talk」がシングルカットされた。「ピルズ・アンド・ソープ Pills and Soap」はサッチャー政権に対するプロテストソングで「エルヴィス・コステロ」ではなく「ジ・インポスター」名義でリリースされ、イギリスのチャートで16位を獲得し、1983年のイギリスの総選挙前に回収された。「エヴリデイ・アイ・ライト・ザ・ブック - Everyday I Write the Book」もイギリスで28位となりスマッシュヒットした。 シップビルディング - Shipbuildingは、元々ロバート・ワイアットに提供したコステロとクライヴ・ランガーの共作曲で、フォークランド紛争をテーマにしたプロテストソングである。このアルバムのバージョンではジャズミュージシャンのチェット・ベイカーがトランペットで参加している。 このアルバム以外のコステロのアルバムは、Rykodisc盤で書かれた本人によるライナーノーツは棄てられ、Rhino盤として新規に書き下ろされているが、本アルバムのRhino盤のライナーノーツは、1995年のRykodisc盤でのコステロ本人によるライナーノーツをほぼ引用し、新たにRhino盤用にコステロ本人が追記するという形を取っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パンチ・ザ・クロック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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