|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 原 : [はら, もと] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation ・ 原子 : [げんし] 【名詞】1. atom 【形容詞】2. atomic ・ 原子力 : [げんしりょく] 【名詞】 1. atomic energy ・ 原子力発電 : [げんしりょくはつでん] (n) nuclear power generation (of electricity) ・ 原子力発電所 : [げんしりょくはつでんしょ] (n) nuclear power plant ・ 子 : [こ, ね] (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November) ・ 力 : [ちから, りょく] 1. (n-suf) strength 2. power ・ 発 : [はつ] 1. (n,suf) (1) departure 2. (2) beginning 3. (3) issued by (e.g., document) 4. (4) counter for gunshots ・ 発電 : [はつでん] 1. (n,vs) generation (e.g., power) ・ 発電所 : [はつでんしょ] 【名詞】 1. power plant ・ 所 : [ところ, どころ] (suf) place
パンリー原子力発電所(フランス語:Centrale nucléaire de Penly)は、フランス共和国セーヌ=マリティーム県パンリー(:fr:Penly)とサン=マルタン=アン=カンパーニュ(:fr:Saint-Martin-en-Campagne)の間に所在する原子力発電所。施設は英仏海峡南岸の険しい崖を掘削整地した麓にあり、ディエップから東北へ10km、アブヴィルから西南へ50kmに位置している。 == 概要 == パンリー原子力発電所はパンリーの近傍に築かれ230ヘクタールの面積を有し、冷却水を英仏海峡から取水している〔 Dossier du maître d'ouvrage (PDF文書)〕。発電所は掘削された位置にあるため、周辺外部から核施設はほとんど確認できないようになっている。発電所はヴァルーズ(:fr:Valleuse〔北フランス英仏海峡沿岸地方に見られる、石灰質の台地上絶壁に下降する小谷のこと。〕)を掘削整地して築かれており、方言でエストラと呼称される浜とチューロニアン期に形成された白亜の崖に建設された〔 Etude écologique d'avant projet sur le site de Penly (PDF文書)〕。フランス電力公社によれば地質学的特徴のため選定したとしている〔。所内には産業利用と高速移動を目的として台上にある入口から核施設区域まで通じるスカイレール社(:fr:Poma)製のケーブルカーが敷設されている。高度差100m、距離287mで、55人乗り、風速制限を超えない限り完全自動で24時間運転している。 発電所には2基130万kW級の加圧水型原子炉が1990年と1992年にそれぞれ運転開始している。パンリー原子力発電所にはフランス電力の従業員約670人と下請け170人が働いている。 2004年6月9日、低濃度放射性物質が原子炉の二次系統にある予備タンクから海面に流出する事故が起きる〔Rejets faiblement radioactifs en mer 〕。2011年4月日、下請け作業員の顔面が汚染する事故が起きる〔Contamination externe au visage d’un agent lors d’une intervention dans le batiment du réacteur n° 1 〕。2012年4月5日、10台の消防車が原子炉建屋内のボヤに出動する。事業者は油パイプから漏れ出した少量の油がボヤの原因で鎮圧は完了したとし、原子炉は煙の感知により自動停止している〔Fire at Penly nuclear reactor in northern France 〕。この火災鎮圧後、原子炉建屋内に放射性物質を含んだ汚染水が漏洩した〔Radioactive leak at France's Penly plant after fires break out 〕。この事故は国際原子力事象評価尺度レベル1に分類された〔EDF Centrale nucléaire de Penly > Evènements 26/04/2012 〕。 2009年1月29日、エリゼ宮殿はパンリーにスランスでは2例目となる次世代型である欧州加圧水型原子炉(EPR)の建造を認める。主契約者はフランス電力公社で、他にGDFスエズ(現:エンジー)社なども参加する〔EDF construira son réacteur nucléaire de nouvelle génération à Penly 〕。2011年5月26には反核団体はルーアン行政裁判所に不服申立てを提出する〔26 mai 2011 : Un recours devant le tribunal 〕。 2011年5月にクリストフ・ド・マルジェリー(Christophe de Margerie)最高経営責任者は福島第一原子力発電所事故を受けてパンリー3号機について、事故結果の反映がなされるまで建造の一時凍結を発表する〔Margerie : "La réflexion sur Penly apparemment stoppée" 〕。フランス総労働同盟ディエップ支部のステファン・ボーフィス(Stéphane Beaufils)支部長は、福島での事故情報が反映されるまで6ヶ月の時間が必要であると述べる〔Journal Télévisé du 19-20 sur France 3 Haute-normandie - 1er juin 2011〕。2011年10月に開始されなければいけなかったERP原子炉プロジェクトの民意調査(Enquête publique)は2012年に延期される〔EPR Penly : l'enquête publique est reportée à 2012 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パンリー原子力発電所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|