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パーセル・ルーム : ミニ英和和英辞書
パーセル・ルーム[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

パーセル・ルーム : ウィキペディア日本語版
パーセル・ルーム[ちょうおん]

パーセル・ルーム (The Purcell Room) は、ロンドン中心部の代表的文化施設のひとつサウスバンク・センターの一部を成しているコンサートや各種のパフォーマンスに用いられる会場。名称は17世紀イングランドの作曲家ヘンリー・パーセルにちなんで命名されたものであり、収容定員は370席である。
パーセル・ルームは、室内楽ジャズパントマイムの朗読など幅広く様々な種類のリサイタルに使用されている。入場ロビーは、クイーン・エリザベス・ホール (Queen Elizabeth Hall, QEH) と共通で、ロイヤル・フェスティバル・ホールのテムズ川沿いの上部テラスからが入りやすくなっている。
サウスバンク・センターを構成する3施設の中では最も小規模である。他の2施設のうちロイヤル・フェスティバル・ホールは大規模なシンフォニー・ホールであり、QEHはオーケストラや室内楽、現代のアンプを使う類の音楽などで使用されている。
パーセル・ルームはQEHと同時に建設され、いずれも1967年に開場した。入場ロビーは共有しており、ブルータリズム建築の特徴を持っている。建物の重点は内部に置かれており、外見の装飾はほとんど考慮されていない。外から見ると、サウスバンク・センターのどこにあるのかも峻別するのは容易ではない。QEHとパーセル・ルームは、ヘイワード・ギャラリー(ザ・ヘイワード)とともに、サウスバンク・センターの芸術文化施設群への追加として、グレーター・ロンドン・カウンシル(大ロンドン議会)建設局長ヒューバート・ベネット (Hubert Bennett) が、ジャック・ホイットル (Jack Whittle)、F・G・ウェスト (F.G. West)、ジョフリー・ホースフォール (Geoffrey Horsefall) らとともに設計した。
== 建築 ==
パーセル・ルームは、QEH のホールとザ・ヘイワードの間に、ウォータールー橋 (Waterloo Bridge) と平行に建っており、北西の端にあたるステージ裏は QEH のホールの側面に接している。パーセル・ルームのホールは、片持ち梁状に中央の通路の上に張り出しており、奥のファサードザ・ヘイワードの入口に面している。ホールにはヘルムホルツ・リゾネーター (Helmholtz resonator) が装置されており、アコースティックな音が響き渡るようになっている。
QEH と共有されている入場ロビーの建物からの通路には、大々的に彫刻が施されたコンクリートの縁取りがあり、上部に架かる通路橋に近いザ・ヘイワードへの入口の外側からも見ることができる。出演者用の出入り口は、パーセル・ルームと QEH のホールの間の地上階にある。
パーセル・ルームにおける換気装置の処理は、この種の設備を建物外に目立つ形で配置する初期の事例である。このアイデアは、後に1970年代から1980年代にかけて、パリポンピドゥー・センターロンドンのなどにおいて最盛期を迎えた。
建物の屋根は、ホールとは独立して支持されており、QEH とパーセル・ルームの機械室を収めている。機械室から出ている3本の大きな排気管は、ザ・ヘイワードの入口に近い歩道のずっと上方や、ウォータールー橋側の屋根の北端の角に配置されている。機械室から延びる大きなコンクリート製のダクトは、一方では下に位置する入口ロビーの建物へと謎めいたコンクリートの塔を通って延びており、他方では QEH のホールへと水平に延びている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パーセル・ルーム」の詳細全文を読む




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