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パーソナルコンピュータのハードウェア : ミニ英和和英辞書
パーソナルコンピュータのハードウェア[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

パーソナルコンピュータのハードウェア ( リダイレクト:パーソナルコンピュータ#ハードウェア ) : ウィキペディア日本語版
パーソナルコンピュータ[ちょうおん]

パーソナルコンピュータ()とは、個人によって占有されて使用されるコンピュータのことである。
略称はパソコンまたはPC(ピーシー)〔ただし「PC」という略称は、特にPC/AT互換機を指す場合もある。「Mac対PC」のような用法。〕。
==概要 ==

パーソナルコンピュータは個人向けの大きさ・性能・価格を持ち、エンドユーザが直接操作できるように作られた汎用的なコンピュータである。
従来のメインフレームなどの汎用コンピュータは大型・高価であったため、巨大なデータ処理を切れ目なく行うためや、多数のユーザが同時使用するために、専任のオペレータを介してバッチ処理タイムシェアリングを行っていたが、比較的低価格なミニコンピュータ、そしてパーソナルコンピュータの普及により、コンピュータを個人で独占使用することが広く行われるようになった2013年現在では、北米では家庭に平均2台のコンピュータがある。
パーソナルコンピュータの種類には、デスクトップノートブックタブレットPCスマートフォンなどのスマートデバイスetcがあるが、アーキテクチャ的にはほとんど同じものである。パソコンCPU市場はインテルが圧倒的なシェアを誇り、AMDがそれに次ぐ。両社がパソコン向けに供給するマイクロプロセッサは全てx86互換である(組み込みシステムで普及しているARMアーキテクチャなどは設計を多数のメーカーにライセンスする方式をとり、おびただしい種類のASICが存在するのとは対照的である)。
1990年平成2年)頃までのパーソナルコンピュータは、標準ではネットワーク機能を持たないシステムが多く、ハードウェアの性能的限界からシングルユーザの素朴なオペレーティングシステム(OS)やオペレーティング環境(CP/MDOS、初期のWindowsなど)が使われ、ミニコンピュータやワークステーションとは絶対的な機能の差があった。現在のパーソナルコンピュータの多くは、ミニコンピュータ用に設計されたシステムであるUNIXVMSの成果を取り入れたOS(Mac OS XWindows NT系)を搭載し、有線または無線LANに標準で接続できるなど、ワークステーションとの境界は明確ではなくなっている。現在のパーソナルコンピュータ向けソフトウェアは、インターネットにLANを通じてあるいは高速回線またはダイヤルアップで直接接続し、ウェブやその他のサービスにアクセスできることを前提に設計されている。
初期のパーソナルコンピュータでは、ユーザが自分のマシン用にプログラムを書く必要がある場合が多かったが、現在のユーザはそのまま実行可能な商用または非商用の幅広いソフトウェアを選ぶことができる。アプリケーションソフトウェアにはワープロ表計算データベースウェブブラウザ電子メールクライアントゲームソフトおよび多数の業務用や娯楽のためのソフトウェアがある。
1980年代末頃から、パーソナルコンピュータ市場ではマイクロソフトとインテルが支配力を持っているため、Macintoshを除くx86プラットフォームは「ウィンテル」と呼ばれることもある。ほかにLinuxなどのPC-UNIXも使用されている。PowerPCを搭載したパソコン(CHRP/PAPRアーキテクチャ互換機)やARMアーキテクチャのCPUを用いRISC OSを搭載したパソコン(Risc PC互換機)も存在するが、売り上げは極めて小さく、市場ではほとんど存在感を持たない。
なお日本では、1980年代までは日本語表示のために各社独自仕様のパーソナルコンピュータが主流であったが、1990年代に世界と同様のIBM PC互換機に移行した。
2009年平成21年)現在の世界シェアは、1位がヒューレット・パッカード(HP)、2位がエイサー、3位がデル、4位がレノボ、5位が東芝である(出荷台数ベース、IDC調査)〔【IDC調査】3Qの世界PC市場シェア、エイサーが第2位に - COMPUTERWORLD 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パーソナルコンピュータ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Personal computer 」があります。




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