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パーソロン系(パーソロンけい)とは馬(主にサラブレッド)の父系の一つ。日本で独自の発展を遂げたが世界的には無名の存在。サイアーラインとしても終わった系統とみなされているが、メジロマックイーンがブルードメアサイアーで存在感を見せてもいる。 == 概要 == 引退直後に日本に輸入されたパーソロンを祖とする父系で、日本独自の呼称である。パーソロン直仔は多数種牡馬入りしたが、内国産種牡馬不遇の時代の御多聞に漏れず、それ程父系が隆盛を極めたわけではない。しかしメジロアサマを経たメジロティターン、メジロマックイーンの父子と、三冠馬シンボリルドルフから出たトウカイテイオー父子という人気の高い名馬を出しており、1990年代前半まで強い存在感を示していた。 パーソロン自身は短距離馬だったが、日本では長距離で活躍する馬を多く生んでおり、サイアーライン上にも中・長距離で活躍した名馬の名前が多く見られる。本質的にはスピードに優れており、気性の激しさを伴う事も多い為、近年は代を経た事も影響してか、短中距離で活躍する馬も増えてきた。 しかしメジロマックイーンは2006年に亡くなり、産駒のうち重賞に勝った牡馬は競走中の故障で予後不良となったホクトスルタンのみであった。トウカイテイオー産駒のGI馬3頭のうち唯一の牡馬であったストロングブラッドも引退後に去勢されて乗馬となり、トウカイテイオー自身も2013年に亡くなっている。このようにパーソロンの父系のさらなる発展は極めて困難となっている。 2015年、メジロマックイーンの子ギンザグリングラス(2005生まれ芦毛)が北海道沙流郡で種牡馬入りし(private)父系を継続させている。 近年では牝系に入りメジロドーベルなどのほか、母父メジロマックイーン、父ステイゴールドの組み合わせでドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップなどが顕著な成績を上げており、日本産馬に与えた影響は大きいと言える。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パーソロン系」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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