|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
パーターラ(pātāla)とは、インド神話のプラーナ世界における7つの下界(地底の世界)の総称またはその一部の名称のことである。 7つの層とは第1層アタラ、第2層ヴィタラ、第3層スタラ、第4層ガバスティマット、第5層マハータラ、第6層ラターサラ、第7層パーターラの7層である。 第1層アタラはマハーマーヤが支配し、第2層ヴィタラはシュヴァラ(シヴァ神の化身)が支配し、第3層スタラはアスラ王マハーバリが支配し、第4層ガバスティマットはマーヤが支配し、第5層マハータラは蛇が支配し、第6層ラターサラはダイティヤとダーナヴァが支配し、第7層パータラはナーガの王ヴァースキが支配する。このため別名「ナーガローカ」(ナーガが住む場所)とも言う。 パーターラは三界に属さない冥界ではあるが「地獄」ではないことに留意したい(地獄はパーターラとは別に存在している)。第3層スタラはマハーバリがヴィシュヌにより与えられた領地であるが、バーガヴァタ・プラーナにおいては苦しみや病気、困難などが決して訪れることのない楽園として紹介されている。また、インドラの従者であるマータリは自分の娘に嫁ぐ最高の婿を探す為にパーターラを訪れており、神々でも満足できなかったマータリはそこでナーガのスムカを見いだした。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パーターラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|