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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
「パーティーはそのままに 」 ("I Don't Want To Spoil The Party")はイギリスのロックバンド、ビートルズの楽曲である。 == 解説 == 本作は1964年12月4日に発売された4枚目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ビートルズ・フォー・セール(ビートルズ '65)』のB面5曲目に収録された。レノン=マッカートニーの作だが、実質的にはジョン・レノンの作品とされる。リード・ヴォーカルはジョン。1964年9月29日にアビイ・ロード・スタジオでレコーディングされた。全編にギブソンアコースティックギターのリズムが鳴り響くフォークタッチの曲である。このアルバムのジョンの曲の特徴である失恋ソングになっている。 日本ではヴォーカルがジョンのダブル・トラック録音であるとする記述が多く見られるが、実際その部分はジョンとジョージ(彼がジョンの下の難しいラインを歌う)の二人によるものである。ジョージが歌ったのは彼の大好きなチェット・アトキンスの雰囲気をこの曲が持っていたからで、こういった分担はビートルズの通例になっている。二人のヴォーカルは歌詞(単語・文節)のイントネーションや発音の違い、タイミングの違いなどから、同一人物でないことは明らかである(ジョンやジョージは自身の楽曲でダブル・トラックのタイミングをずらすことがあるが、それとは性質が異なっている)。 サビではジョンが下のラインに移動し、替わりに高いキーのG(ソ)を力強く歌うメロディーはジョージからポールにスイッチする。構成的に言うと、Aメロは「ジョン&ジョージ」のボーカル、サビは「ポール&ジョン」に変わる。3人の声がジョージを真中に置いていたというマジックがあったから成し得るトリックとも言える。ジョンとポールは本来は正反対な声質とも言えるものの、とある場面では(例えば「抱きしめたい」の2人のラインが入れ替わる部分)では区別出来なくなったりすることもあり、本来の声のキャラクターは互いの個性的な声質を補う(或いは引き立てる)作用をしているように聴こえるほど調和が感じられ、そしてその接着剤的な存在がジョージの声(正反対な2人の声に似ている)であったりする。 アメリカでは、シングル「エイト・デイズ・ア・ウィーク」のB面としてもリリースされ『ビルボード』誌で最高位39位、『キャッシュボックス』誌では83位を記録している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パーティーはそのままに」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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