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パーディシャー号 : ミニ英和和英辞書
パーディシャー号[ごう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 

パーディシャー号 ( リダイレクト:パーディシャー ) : ウィキペディア日本語版
パーディシャー[ごう]
パーディシャーあるいはパードシャートルコ語 : padişah; ペルシア語 : پادشاه' pādshāh)は、ペルシア語で「皇帝」もしくは「君主」一般を意味する語。
==概要==

===トルコ===
オスマン帝国では君主の最も一般的な呼称であり、末期には「パーディシャー」(トルコ語:padişah)は世俗権力であるスルタン権と宗教権威であるカリフ権を兼ね備えていると規定された。オスマン帝国の君主はスルタンの称号で呼ばれることが多いが、帝国の中ではスルタンの称号は君主の后妃や娘の称号などにまで広く用いられ、むしろ君主の称号はパーディシャーの方であった。
また、オスマン帝国は外交上、フランスなどの有力な同盟国の君主を通例「パーディシャー」と呼び、それ以外の国の君主に対して用いる「王」「シャー」「ベイ」などと区別して優遇を示した。ヨーロッパにおける本来の皇帝の称号の保持者である神聖ローマ皇帝にパーディシャーの称号が認められたのは、オスマン帝国の軍事力がヨーロッパに対して相対的に低下した17世紀のことであった。18世紀にはようやくロシア皇帝に対してもパーディシャーの称号が認められ、次第にパーディシャーを頂くオスマン帝国と外交上対等な外国の君主に広く用いられる称号に過ぎなくなってゆく。
トルコ共和国成立後、言語純化運動でペルシア語由来のパーディシャーは、ラテン語のimperator(皇帝)に由来するimparatorに置き換えられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パーディシャー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Padishah 」があります。




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