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パーンダヴァ兄弟 : ミニ英和和英辞書
パーンダヴァ兄弟[おとうと, てい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [あに]
 【名詞】 1. (hum) older brother 
兄弟 : [きょうだい]
 【名詞】 1. (hum) siblings 
: [おとうと, てい]
 【名詞】 1. younger brother 2. faithful service to those older 3. brotherly affection

パーンダヴァ兄弟 ( リダイレクト:パーンダヴァ ) : ウィキペディア日本語版
パーンダヴァ[おとうと, てい]

パーンダヴァPandava, )は、インド叙事詩マハーバーラタ』に主役として語られている5人の兄弟。パーンドゥの子ら、という意味。ユディシュティラビーマアルジュナナクラサハデーヴァを指す。いずれも武術に秀で、絶世の美女ドラウパディーを共通の妻とする。
形式的にはパーンドゥの子供とされるが、実際は王妃たちが神々との間に生んだ子供である。というのは、パーンドゥは呪いのために女性に近づくことができなかったため、王妃たちは特別な手段で子を産まねばならなかったのである。最初の3人を第1王妃クンティーが正義と法の神ダルマ、風神ヴァーユ、雷神インドラとの間に生み、後の2人を第2王妃が医術の神アシュヴィン双神との間に生んだ。クンティーは、パーンドゥとの結婚以前、太陽神スーリヤとの間にカルナを生んでいたので、パーンダヴァとカルナは実は異父兄弟である。
パーンドゥの死後、5兄弟は父の兄弟である盲目王のもとで彼の子・ドゥルヨーダナをはじめとするカウラヴァらとともに武芸に励む。しかしドラウパディーの花婿選びなどをきっかけとしてパーンダヴァとカウラヴァとの因縁が語られる。5兄弟を怨んだドゥルヨーダナの策略によってすべての財産を奪われたパーンダヴァは12年間王国を追放され、後に王国の回復を求めてカウラヴァと敵対する。この対立が『マハーバーラタ』の中心的主題となっている。
なお、これらパーンダヴァを中心とする『マハーバーラタ』の主要な登場人物は、『リグ・ヴェーダ』にさえみられないインド・イラン語派最古の神学体系を反映していることが、スウェーデンスティグ・ヴィカンデルや、フランスジョルジュ・デュメジルらによって確認されている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パーンダヴァ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pandava 」があります。




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