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パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Järvi, 1962年12月30日 - )は、エストニア出身の指揮者。現在はアメリカ合衆国国籍。 == 略歴 == 有名な指揮者ネーメ・ヤルヴィを父に持ち、フィンランドの指揮者パーヴォ・ベルグルンドにちなんで名付けられた。弟クリスチャンも指揮者、妹マーリカはフルート奏者である。父と同じく生地タリンの音楽学校に学んだ後、父に従って渡米した。カーティス音楽院で指揮を学び、その後ロサンジェルス・フィルハーモニック音楽学校でレナード・バーンスタインの薫陶を受けた。ほかに、オーマンディ、ドラティ、ショルティ、マータ、バティスらにも師事した。 2001年にシンシナティ交響楽団第12代首席指揮者に就任した。1995年の初来日以来、日本での演奏も多い。2006年にはドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンとの日本公演を行い、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏という企画を成功させて大きな話題を呼んだ。これまでにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団等、世界の主要オーケストラに客演。2006年にはhr交響楽団の、2010年にはパリ管弦楽団の音楽監督に就任した。現在、世界で最も多忙な指揮者の一人である。ドイツ・カンマーフィルとベートーヴェン交響曲全曲を2006年から2009年にかけて録音したほか、hr交響楽団とはブルックナーの交響曲録音プロジェクトが進行中である。 パーヴォ・ヤルヴィはグリーグ、シベリウス、ステーンハンマルなどの北欧の作曲家のほかに、ドビュッシーを得意としている。どのレパートリーの演奏・録音においても、丁寧な音楽作りと柔和な表情、ニュアンスに富んだデリケートな表現、自然な息づかいと切々と訴えかけるような歌によって、父ネーメとの違いを明らかにしている。概して金管楽器を目立たせて「爆演」に走りがちな父親とは対照的に、弦楽器のしっとりとした音色や木管楽器のまろやかな響きを強調する傾向にある。 日本のオーケストラでは、これまでに東京交響楽団、NHK交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団などと共演している。2015年9月、NHK交響楽団の初代首席指揮者に就任した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パーヴォ・ヤルヴィ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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