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ヒカゲチョウ(日陰蝶、ナミヒカゲ、学名 ''Lethe sicelis'')は、タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に分類されるチョウの一種。 ==分布== 日本固有種で、離島を除く本州・四国のほぼ全域(ただし東北地方北部では山地のみ)と、九州の一部に分布する。北限は青森県十和田市周辺、南限は熊本県阿蘇市。阿蘇山周辺の分布域は飛び地状になっている。 その分布域の多くはクロヒカゲと重なるが、クロヒカゲは4島に分布し、山地を中心に分布するため低地ではあまり見られず、首都圏・近畿圏の都市部には分布しないのに対し、本種は東北地方北部および九州では分布域が限られるが、関東以西の本州および四国では低地から山地にかけて分布し、ジャノメチョウ亜科の中でも比較的よく見られる。 現在は亜種の分類はされていないが、かつては九州産は亜種 ''L. s. vanelial'' とされていた。 なお、朝鮮半島でも記録があるがその真偽は定かでない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒカゲチョウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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