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ヒッチハイクの賛否両論(ひっちはいくのさんぴりょうろん、原題The Pros And Cons Of Hitch Hiking)は、1984年に発表されたロジャー・ウォーターズのファースト・ソロアルバム。 本作の原案は『ザ・ウォール』(1979年)制作時に提示されていたが、内容が個人的すぎるという理由でメンバーから拒否された経緯がある。このアルバム発表時、ウォーターズはまだピンク・フロイドに在籍しており、本作発表後の1985年に正式に脱退を表明した。 フロイド時代の流れを汲むウォーターズ独特のコンセプト・アルバム。そのストーリーは、神経症を患った主人公が見ている夢を、聴き手が同時進行で追っていくというもの。かなり難解な内容で、登場人物の相関関係も分かりにくい。基本的には、妻との別れや新しい出会いを通して、主人公が人生の真実を悟るというストーリーになっている。各楽曲に付けられた時間が、そのまま夢を見ている時間を示している。 ゲスト・ミュージシャンとして、エリック・クラプトンやメル・コリンズ、アンディ・ニューマーク、デヴィッド・サンボーンなどの豪華なメンバーが招かれている。尚、このアルバムはクラプトンのスライド・ギターが堪能できるアルバムとしても貴重で、クラプトンはアルバム発売後のツアーにも途中まで同行していた。 ==収録曲== #4:30AM トラベリング・アブロード ''4:30 A.M. (Apparently They Were Travelling Abroad)'' #4:33AM ランニング・シューズ ''4:33 A.M. (Running Shoes)'' #4:37AM ナイフを持ったアラブ人と西ドイツの空 ''4:37 A.M. (Arabs With Knives And West German Skies)'' #4:39AM 初めての出来事 パート2 ''4:39 A.M. (For The First Time Today, Part 2)'' #4:41AM セックス革命 ''4:41 A.M. (Sexual Revolution)'' #4:47AM 愛の香り ''4:47 A.M. (The Remains Of Our Love)'' #4:50AM フィッシング ''4:50 A.M. (Go Fishing)'' #4:56AM 初めての出来事 パート1 ''4:56 A.M. (For The First Time Today, Part 1)'' #4:58AM さすらう事そして生きる事をやめる ''4:58 A.M. (Dunroamin, Duncarin, Dunlivin)'' #5:01AM ヒッチハイクの賛否両論 ''5:01 A.M. (The Pros and Cons of Hitch Hiking)'' #5:06AM ストレンジャーの瞳 ''5:06 A.M. (Every Strangers' Eyes)'' #5:11AM 透明なひととき ''5:11 A.M. (The Moment Of Clarity)'' 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒッチハイクの賛否両論」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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