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ヒナカンアオイ
ヒナカンアオイ(雛寒葵、学名:''Asarum okinawensis''、シノニム:''Heterotropa okinawensis'')とは、ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。 == 概要 == 日本固有種で琉球諸島の沖縄島のみに分布する。石灰岩地の林内に生育する。 多年草。葉は対生または束生、卵状心形~広卵状心形で、長さ5~6cm程度、先端は鋭く尖り、表面は深緑色で、雲斑がある。葉柄は長い。花期は2~4月。花のように見えるのは花弁ではなく3枚のがく片である。がく片の縁は反り返らず、色は淡黄白色。がく片の根本にあるがく筒は、長さ7mm程度で、くびれず、暗緑色。雄しべは12個、雌しべは6個。 園芸用の採取で、個体数を減らしている他、生育地周辺で開発は進んでいる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒナカンアオイ」の詳細全文を読む
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