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ヒマラヤ美術館 とは、かつて愛知県名古屋市中村区太閤1-23-1に存在した美術館。ヒマラヤ製菓が運営していた。 == 概況 == * ヒマラヤ製菓の創業者・津田弘は、長年にわたり絵画をコレクションしており、これを元に設立。「ヒマラヤセンター」の2階・3階がヒマラヤ美術館、1階はケーキ販売店舗と喫茶室であった。 * 玄関先の野外には、サモトラケのニケ像が展示してあった。杉本健吉展示室、三岸節子作品室、近代日本洋画室の展示室を設置して、最盛期の総点数は200点近くにのぼった。 * 主な所蔵作家と作品は、以下のとおり。 * 三岸好太郎 - 『少年』(1931年頃作品)、『三人』(1933年作品) * 三岸節子 - 『ヴェネチア』(1973年作品)、『室内』(同題2作、1936、1937年作品) * 杉本健吉 - 『西の京』 * 岸田劉生 * 梅原龍三郎 - 『裸婦』 * 鬼頭鍋三郎 - 『二人のバレリーナ』 * その他、愛知県出身の画家。 * 2002年(平成14年)12月、この美術館の所蔵品を本業の資金調達の担保とし、さらに一部の所蔵品は売却されていることが判明。三岸節子の『ヴェネチア』等、有名な絵画が流出してしまった。このことをきっかけに閉館された。 * 運営母体のヒマラヤ製菓は2004年(平成16年)1月29日に自己破産。株式会社ムッターハムに買収されることにより再開されたが、同社が親会社の株式会社フジチクとともに牛肉偽装事件を起こし、同年11月22日に自己破産。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒマラヤ美術館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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