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HI-ME 姫 姫 (ラッパー) 媛 ヒメ ヒメ(媛、日女、比売、比咩、姫)は、貴族や領主の女性名に付けられる尊称。古くは地域の女性首長を表す尊称、また原始的カバネの一つ〔太田亮『日本上代における社会組織の研究』443ページ、1921年〕。 == 語源 == 「ヒメ」の語源は「日(ヒ)の女(メ)」である。日の女とは、大地に対する太陽、つまり地神(土着)系の女性(メやベ)と区別される、天孫・天神系(天皇やその伴造)の女性を意味した〔溝口睦子「記紀神話解釈の一つのこころみ」『文学』1973年 - 1974年。天皇の後継者を「日嗣の御子」(ヒツギノミコ)と呼ぶように、ヒ(日)は天皇およびその伴造(ともがら)を表す天孫・天神系の名称として用いられた。〕。一説に、ヒメはヒミ(比彌、卑弥)が転じたものとも考えられる。『上宮記』は推古天皇の別名「豊御食炊屋姫」(とよみけかしきやひめ)を「等已彌居加斯支移比彌」(とよみけかしきやひみ)と記している。阿波国には波尓移麻比彌(ハニヤマヒメ)神社があり、ヒメは比彌(ヒミ)と記されている。3世紀の卑弥呼(ヒミコ)は姫子(ヒメコ)の意であるとの説がある〔本居宣長の説。〕。いずれにせよ、古代においてヒメとヒミは通用していたと思われる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒメ」の詳細全文を読む
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