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ヒメオニグモ属[ひめおにぐもぞく]
ヒメオニグモ属 ''Neoscona'' はコガネグモ科に含まれるクモの分類群の一つ。オニグモに類するクモの一部を含む。その範囲には若干の変遷がある。 == 特徴 == ヒメオニグモ属は、いわゆるオニグモに類するクモのうちで、中型から小型の種の一部を含む属である。いずれもやや縦長で頭部と胸部の区別が見える頭胸部、逆三角形から倒卵形の腹部を持ち、しっかりした歩脚がある。雄は雌より一回り小さく、華奢。 かつては腹部の前の背面両側に肩突起がなく、なめらかな卵形の腹部を持っていることなどをオニグモ属との区分とした〔八木沼(1968)p.50,p.56〕が、現在では外部形態はほとんど当てにされていない。そのため、外見的な特徴では近縁属との判別は困難である。 属名 ''Neoscona'' はギリシャ語の neo (紡ぐ)と schoinos (葦) を合わせたもの〔八木沼健夫・平嶋義宏・大熊千代子『クモの学名と和名』九州大学出版会、1990年、95-96頁。ISBN 4873782589〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒメオニグモ属」の詳細全文を読む
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