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ヒメサザンカ ''Camellia luchuensis'' Ito は、ツバキ科の常緑小高木である。冬に小さな白い花をつけ、花には芳香がある。 ==特徴== 樹高は5-10mに達する。若い枝は有毛、特に一年枝は開出する細い毛を多く生じる。 葉は互生し、ほぼ楕円形で先端はやや突き出てその先端は丸く、基部は狭まり、縁には丸く小さな鋸歯が並ぶ。葉の長さは2-3.5cm、幅は0.7-1.5cm、葉柄は1mmで毛がある。葉質は薄い革質、表は中肋上を除いて、裏面は全体に無毛、側脈ははっきりと見えない。表面は深緑でつやがあり、裏はやや色が薄い。 花は11-12月に咲く。葉腋から単独で着き、ごく短い柄で下向きに咲く。花弁は白く、やや幅狭くて径2.5-3cmと小さい。 果実はほぼ球形で無毛、先端は少しくぼんで長さ1cm程度〔この章は主として初島(1975)p.410〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒメサザンカ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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