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ヒメシロネ
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ヒメシロネ
ヒメシロネ(姫白根、学名:''Lycopus maackianus'' )は、シソ科シロネ属の多年草〔〔『日本の野生植物草本III合弁花類』p.83〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.651〕。 ==特徴== 根茎から白色の細い地下茎が出て、節には多数のひげ根が生じる。茎は地下茎から直立し、4角形で、高さは30-70cmになる。枝分かれする場合がある。葉は対生し、ほとんど葉柄が無く、葉身は披針形から広披針形で、長さ4-8cm、幅5-15mmになり、上部のものはしだいに小さくなる。葉先は鋭くとがり、基部は円形または心臓形になり、縁には鋭い鋸歯がある。葉の質は厚く光沢がある〔〔〔。 花期は8-10月。上部の各葉腋に小型の花を密につける。萼は長さ約4mmになり、中ほどまで5裂し、裂片は3角状披針形で先は刺状に鋭くとがる。花冠は白色で、長さ約5mm、筒部が短い唇形で、上唇は直立して先は浅くへこみ、下唇が3裂して平らに開く。雄蕊は2個あり、花柱とともに花冠から長く突き抜け、花柱の先は2裂する。果実は4個の分果で、分果の長さは1.5mmになる〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒメシロネ」の詳細全文を読む
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