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ヒメマサキ
ヒメマサキ(姫柾木、学名:''Euonymus boninensis'' ) は、ニシキギ科ニシキギ属の常緑の低木ないし小高木〔『日本の野生植物 木本II』pp.35-36〕。 == 特徴 == 樹高は2-4mになる。幹の樹皮は黒褐色、若い枝は緑色でなめらか。葉は年枝ごとに1-4対対生し、ときに各対がつまって輪生状になる。葉身は長さ2.5-8cm、幅1.2-5cm、形は卵円形ないし狭倒卵形で、先端は円いか、ときややとがり、基部はくさび形ないし円形で葉柄に流れる。縁には基部付近を除いて不明瞭な粗い鋸歯がある。葉の質は薄く、マサキと比べると厚みや光沢が少ない。葉柄は長さ3-7mmになる〔〔。 花期は4月頃。今年枝の下部の葉腋および芽鱗痕わきから長さ3-4cmになる集散花序を上向きに伸ばす。総花柄は長さ2-3cmで、その先に径約5mmの黄緑色の小さい花を7-15個つける。花柄は長さ2-3mmになる。萼裂片は4個で、半円形で径約1.5mm。花弁は4個あり、楕円形で長さ約3mmになる。雄蕊は4本あり長さ約2mm。花柱は1本あり長さ約1mm。果実は蒴果で冬に熟し、径約8-10 mmの扁球状で緑褐色になり、さらに熟すと4個に裂開し、その中から橙赤色の種子が露出する〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒメマサキ」の詳細全文を読む
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