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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ドラフトチャンバーとは、化学実験などで有害な気体が発生するときや、揮発性の有害物質を取り扱うとき、もしくは有害微生物を扱うときに安全のために用いる局所排気装置の1種。一般的には単にドラフトもしくはドラフト装置、俗に排チャン、ドラチャンと呼ばれる。英語ではまたはと呼ばれており、日本国内においても国際的な環境安全教育の観点からヒュームフードと呼ぶことを推奨する見解がある。 水道、ガスなどの配管を持つ大型の箱状のものが多く、前面が上下にスライドするガラス窓となっており、少し開けて、下から手を入れて実験操作を行うことが可能である。 単に排気するだけでなく、排気と同時に給気することで部屋の温度変化や気圧変化を防ぐ、排気を浄化する、自動的に消火できるなど、多くの機能を併せ持つものもある。また爆発が起きた場合でも、ガラス窓が飛び散らないようになっているものもある。 == 種類 == 本体に様々なタイプがある。 * 材質(特に、内部の材質のみを変更したものもある) * 塩化ビニル * フェノール樹脂 * ステンレス鋼 * セラミックス * 鉛 - 環境への配慮のため日本では用いられないが、有害物質と反応し、視認しやすい等の利点があり、かつてはよく用いられていた。 * 構造 * 標準的なもの - 水道、ガス、電気の供給により稼働し、室外へガスを排気する * スクラバー付きのもの - ガスを回収する構造になっている * エアフィルタ付きのもの - 病原体を回収する構造になっている。安全キャビネットを参照 排気ファンにも種類があり、これを交換したものを設置することもできる。 * 大型のファンにより、風量を増加させることができる。ただしこの場合、設置数とファンの容量の兼ね合いにより、部屋の入り口のドアが開けにくくなる程の風量になることもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラフトチャンバー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fume hood 」があります。 スポンサード リンク
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