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ヒルギモドキ(蛭木擬、学名:''Lumnitzera racemosa'')はシクンシ科ヒルギモドキ属の常緑木本。潮間帯に生育するマングローブ樹種のひとつ。なお、和名の似ているヒルギダマシはクマツヅラ科(あるいはキツネノマゴ科)の植物である。 == 特徴 == ;形態 成木で高さ10m程度となる常緑小高木だが、北限となる沖縄では高さ4m~5m程度までの個体が多い。他のマングローブ植物より比較的陸化した砂質の場所を好む。幹は直立。また、呼吸根は目立たず、株を中心にした地上部から''匍匐根''として周囲に伸び、その先端で分枝して土壌に入り込む。葉は比較的多肉で、長さ5cm程度で枝の先に多く、互生する。形状は卵形から長楕円形。先端に凹みがあることが大きな特徴である。花期は3-7月。花は総状花序で腋生。5mm程度で白い5枚の花弁を持つ〔西表島のヒルギモドキについて(第1報) 〕〔西表島の絶滅危惧種のヒルギモドキについて(第2報) 〕。萼(萼筒)は緑色で、先端は裂けるが短い。果実は長さ1cm程度の長楕円形で、緑色で、頂端に萼歯が残る Image:Lumnitzera racemosa Blanco1.126.png|フランシスコ・マヌエル・ブランコによるヒルギモドキの絵 Image:Lumnitzera racemosa2.jpg|株立ちしたヒルギモドキ(西表島・浦内) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒルギモドキ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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