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ビアポン(Beer Pong)は、テーブルの両端に置かれた水もしくはビールが入ったカップに、ピンポン玉をテーブルの両端から投げ入れあう競技である。 == 概要 == 通常、1チーム2人から4人で構成された2チームによって競われ、プラスチックカップ10個、テーブルの両端に三角形に配置し競技される。カップには、水もしくはビールがカップの4分の1程度満たされている。玉がカップに入った場合、入れられた側のチームはカップを規定の位置から外し、テーブルのサイドへどけていき、カップ数が決まった数になった時にカップをリフォーム(re-rack)し、決まった形に整え、最後のカップ”ラストカップ”の時は中央に配置、相手よりも早く全てのカップにピンポン玉を投げ入れたほうが勝ちという基本ルールとなる。投げる順番は、ルールによって異なる。通常、1人1球ずつ交互に投げていくという形で進められる。 ビアポンは、世界各地に広まりパーティーのテーブルゲームだけでなくスポーツとして競技されている。北米では、年齢制限によって飲酒が禁止されている高校生間でも競技されている。飲酒は強制されていないので小さい子供から年配の人まで幅広く楽しめるスポーツである。 ビアポンが生まれた当初から、ルールには加筆、修正が加えられており、国、州、また家庭によって異なるものが存在したが、2006年BPONG.comがWSOBP(The World Series of Beer Pong)を開催,無数にあるローカルルールを統一したオフィシャルルール制定し、ビアポンを競技仕様に修正し、世界各地で人気なスポーツに変身した。 WSOBP(The World Series of Beer Pong)は毎年の1月にラスベガスに開かれ、世界各地から選手が集まり、高額賞金を争うレベルの高い大会である。2013年夏からMASTER OF BEER PONGも開かれ、賞金額が10万ドルになっている。 世界各地にビアポン団体があり、WSOBPルールを基準にした大会が世界各地で開かれ、優勝者をWSOBPに送り込む団体もたくさんある。カナダやメキシコの近隣はもちろん、ヨーロッパはアイランド、オーストリア、オランダ、イタリアから参戦チームも多く、アジアでは日本が3年連続参戦している。 日本では2010年に国内での普及を目指して「日本ビアポン協会」が設立された。 2012年6月には、関東を拠点にビアポンを広める団体「東京ビアポン倶楽部」が設立。 ”水曜PONGでしょう!”というビアポンを広めるイベントを毎週水曜日に東京都内で行い、定期的に公式大会も開催している。 日本では純粋に競技を楽しむ、その延長で大会に参加するプレーヤーが多くいる。国内大会のみならず、世界大会に挑戦する日本人選手もいる。WSOBP世界大会では2009年から日本人選手が参戦、現在最上位の記録は2013年WSOBP VIIIに出場したTOKYO SPLASH KINGSの96位。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビアポン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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