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ビアレス (Vierres)は、アニメ『聖戦士ダンバイン』に登場する架空の兵器。オーラバトラーの一種。 == 機体解説 == ビランビーをベースにクの国が独自に開発したビショット軍主力オーラ・バトラー。アの国の新型であるレプラカーンに導入された技術も応用されており、結果、同機を上回る高い運動性とパワーを獲得しトッド・ギネスを驚かせた。後に名機と呼ばれるほどの優れた基本設計であったため、その設計思想は次期主力機として開発されたライネック、およびズワァースに受け継がれている。 武装は鎌状のオーラ・ソード2挺(投擲して使用することも可能)、左右の前腕部それぞれにオーラ・バルカン1門とワイヤー付連装ショット・クロー1基、胴体にフレイ・ボム(火焔砲)2門を固定火器に持つ。また、オーラ・ソードを収納する前腕部の装甲は特殊加工が施されていて小型のシールドとしても機能する(トッド曰く「並の甲羅を使ってんじゃないよっ!」と叫んでマーベル・フローズンが乗るボチューンのソードを弾いている)。準備稿では股間部の装甲が開き、収納式の連装オーラ・キャノンが設置されている図〔ラポート刊 『聖戦士ダンバイン大事典』(1984年)〕があるが、決定稿では割愛されている。 先のダンバイン戦での負傷から復活したトッドが、アの国には戻らず敢えてクの国のビショット・ハッタに自身の売り込みを図ったため、最初のテストパイロットとなって再びショウ・ザマと死闘を繰り広げた。ショウを敗北する寸前まで追い詰めたこともあり、その性能の高さを裏付けている。また、マーベルが乗るダンバインには勝利し彼女を捕虜にした。第27話「嵐の玉」内部における恐獣ルグウとの戦闘では、その弾力を持った特殊な外皮に剣が通らず苦戦を強いられていたショウに対し、トッドはオーラ力を高め剣に集中させることで易々とこれを切り裂き倒している。 現行の技術を無理なく取り入れ、コモンにも扱い易いバランスの良さから、後にドレイク軍でも制式採用されており、ラウ攻めではウィル・ウィプスの周囲でズロンに載った本機が大量に目撃されている(ただし、資料〔によっては甲羅の特殊加工が難しいため量産が利かないと説明しているものもある)。また、第38話でのゼット・ライト搭乗機はオーラ・ソードを投擲し、さらにそれをショット・クローで回収するといった他機には見られない独特な戦法も用いている。 舞台が地上界に移ってからは、頭部・胸部・前腕部を赤く塗装した専用機をクの国の「赤い三騎士」(ガラミティ、ダー、ニェット)が使用し連携攻撃「トリプラー」でショウのビルバインを苦しめたが、ヒマラヤ山中(ダー、ニェット撃墜)、続くインド上空(ガラミティ撃墜)での戦闘で全滅した。また、トッドもガラパゴス諸島沖での戦闘でビルバイン、ダンバインの挟撃により撃墜され2機目のビアレスを失っている(この後トッドは3機目のビアレスに搭乗しているが、3機目は撃墜されないままライネックに乗り換えている)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビアレス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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