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ビオビオ川()とは、アンデス山脈に端を発して概ね西の方向へ流れ太平洋へと注ぐ、南アメリカ大陸の川である。アンデス山中のイカルマ湖とGalletué湖に端を発し、マレコ川とラハ川をそれぞれ支流とし、アラウコ湾(太平洋)に注ぐ。この川の全長約380kmというのは、チリ国内では第2位の長さだが、流域面積では3番目となる。だが、平均川幅は1kmにおよび、これはチリ国内では最も広い。グラン・コンセプシオ(チリ2番目の都市圏)の市街区域では、ビオビオ川には4本の橋が架かっており、最も古いものは1889年に建設された鉄道橋である。 == 地理 == ビオビオ川はチリ西部のGalletué湖を源流とする。湖から西へ流れ出る川は数キロの距離でイカルマ湖からの流れと合流し、方向を北西に転じる。その後、支流LonquimayやRehueなどと合流しつつ、アンデス山脈の峡谷を縫うように激しく流れる。この急流域は「アルト・ビオビオ」と呼ばれている。 山地を抜けるとビオビオ川はチリ中部の低地域(en)に流れ込み、勾配は緩く、川幅は30mから60mと広くなり、流れもゆるやかになる。そしてこのあたりから船による航行が可能になる。中流のNegrete近郊でヴェルガラ川と合流し、チリ北西部のラ・アラウカニア州を流れるマレコ川などと同じく大規模な集水域を構成する。 海岸山脈の東に達したサン・ロセンド(es)市近郊でビオビオ川は流量の豊かさで知られるラハ川と合流する。この地点から下流では、ビオビオ川は川幅を大きく広げ、コンセプシオン区(es)サンペドロ・デ・ラ・パズ(es)の河口では幅2kmに及ぶ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビオビオ川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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