翻訳と辞書
Words near each other
・ ビオナーデ
・ ビオビオ大学
・ ビオビオ川
・ ビオビオ州
・ ビオビデオ
・ ビオフェルミン
・ ビオフェルミン製薬
・ ビオフォア
・ ビオプテリン
・ ビオプラズマ
ビオポリティクス
・ ビオメター
・ ビオメディクス
・ ビオラ
・ ビオラ (植物)
・ ビオラキサンチン
・ ビオラキサンチンデエポキシダーゼ
・ ビオラソナタ
・ ビオランテ
・ ビオランテ (人名)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ビオポリティクス : ミニ英和和英辞書
ビオポリティクス
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ビオポリティクス ( リダイレクト:生政治 ) : ウィキペディア日本語版
生政治[せいせいじ]
生政治(せいせいじ Bio-politics)とはミシェル・フーコーが提案した支配の概念である。
== 概要 ==
現代社会の支配体系の特徴として、例えば政府等の国家市民を支配する際に、単に法制度等を個人に課すだけではなく、市民一人ひとりが心から服従するようになってきたとして、個人への支配の方法がこれまでの「政治」からひとりひとりの「生政治」にまで及ぶようになったと説明する。これを「生政治学(Bio-politics)」という。これはフーコーの著書『監獄の誕生』の中で言及される主要な概念のひとつで、この例を示すために、「パノプティコン」の例がよく使われる。
近代国民国家の支配の方法として、法制度といったものを「外的」に制定するだけではなく、法制度を「倫理」として各個人の「内的」な意識レベルまでに浸透させるようになってきたと説明する。
彼は後に、支配が各個人の倫理レベルにまで及ぶとする一方で、その支配に対する「抵抗」もまた人それぞれであるとした議論を『性の歴史』で展開し、この議論はこれまでの集団主義的、マルクス主義的な社会運動とは違う個人の意識をより尊重する事を主張するポストマルクス主義新しい社会運動、さらにはゲイレズビアン運動といった主義や運動の存在根拠として言及される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「生政治」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Biopolitics 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.