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ビカクシダ属[そうよう]
ビカクシダ属 ''Platycerium'' は、ウラボシ科のシダ植物の1群である。葉には2つの型があり、1つは盾状に広がり、他方は細長く垂れ下がる。観賞用に栽培されることがある。 == 概説 == 熱帯域に生育する着生植物である。その姿は独特で、葉には2つの型がある。1つは盾状の葉で、これは樹木の幹に沿って広がり、上では大きく開き、種によってはその部分に切れ込みが入る。これを巣葉(そうよう)という。巣葉は上から落ちてくる落葉を集める役割があり、それによって肥料分をその内側に確保する。もう一方は2叉に分枝しながら細長く伸びて垂れ下がるもので、これを普通葉という。普通葉は光合成と胞子生産を行う。 外見的に派手であり、観葉植物として栽培されることが多い。和名は麋角羊歯で、麋角はヘラジカの角のことであり、普通葉がシカの角に似ることによる。学名も「広い角」を意味する。また別名にコウモリランがある〔鈴木(1997)p.14〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビカクシダ属」の詳細全文を読む
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