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ビッグ・ロッキングホース : ミニ英和和英辞書
ビッグ・ロッキングホース[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ビッグ・ロッキングホース : ウィキペディア日本語版
ビッグ・ロッキングホース[ちょうおん]

ビッグ・ロッキングホース(Big Rocking Horse)は南オーストラリア州グメラチャにある観光名所である。デイヴィッド・マッキントッシュが設計したこの巨大な揺り木馬は、全体の重さが25トン、高さにして18メートルある。付近を通行する運転手の目を引くためにデザインされたオーストラリアのビッグ・シングスの一つであり、木製玩具の工場や野生動物公園、カフェなどが運営されている巨大な複合施設内にある。1970年始めからのオーナーであるウィルキンソン家は、2004年に施設全体を売却したが、営業はそのまま継続された。
== 歴史 ==
1973年に玩具工場がグメラチャで操業を開始した。オーナーのウォル・ウィルキンソンはそれまで通り過ぎていた通行人たちを集客するためここに巨大な観光名所を並べようとした。その第一弾は高さおよそ5メートルの巨大な木製のキリンだった。それに続いて揺り木馬が何体かつくられ、キリンに置き換わっていった。木馬の高さは3メートルから5メートルへと大きくなり、ついにオーナーはそれよりはるかに巨大なロッキング・ホースをつくることを決意したのだった。その結果、高さ18.3メートルの木馬がデイヴィッド・マッキントッシュとジョン・トゥペニーによって設計され、8ヶ月の製作期間と10万ドルの費用をかけて1981年に公開されたのである〔。
巨大揺り木馬はそれから20年以上にわたってウィルキンソン一族が所有権を持っていたが、末期には保険料の引き上げに苦しむようになっていた。構造上は何ら問題はなかったのだが、1999年に落下事故があり、賠償責任保険の保険料率が変わったことから2001年に木馬の一般公開は停止されてしまった〔軽い怪我で済んだとはいえ子どもが建物の最上部から真ん中の展望台まで転落する事故が起こった
〕。その後、来場者は最上階にある展望台へと上ることができなくなった〔。
2003年9月にグレアム・ウィルキンソンがおよそ90万ドルでロッキングホースと玩具工場を売りに出し、一年後に、1999年に南アフリカから移住してきたアンソニー・ミラーがそれを購入した〔その後ミラーは近郊にあるも取得している
〕。ミラーはモニュメントを修復し、再び一般公開を行った。観光客は2004年4月から展望台も利用できるようになった。オーナーがミラーになったことで、巨大揺り木馬が再び公開されただけでなく関連施設である野生動物公園への入園が無料になり、複合施設への来場者数は2003年の6万5千人から2006年の20万人へと全体的に増加した。
2009年6月、ビッグ・ロッキングホースはフランス・グースとリン・グースという南アフリカからビジネスのため移住してきた一家に所有権が移っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビッグ・ロッキングホース」の詳細全文を読む




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