翻訳と辞書
Words near each other
・ ビブス
・ ビブティブション・ボンドパッダエ
・ ビブラクテ
・ ビブラストーン
・ ビブラスラップ
・ ビブラス・ナトホ
・ ビブラトーンズ
・ ビブラトーンズFUN
・ ビブラフォン
・ ビブラフォーン
ビブラホン
・ ビブラホーン
・ ビブラマイシン
・ ビブラム
・ ビブラムソール
・ ビブラート
・ ビブラート・ユニット
・ ビブラーバ
・ ビブリア・ヘブライカ
・ ビブリア・ヘブライカ・クインタ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ビブラホン : ミニ英和和英辞書
ビブラホン
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ビブラホン ( リダイレクト:ヴィブラフォン ) : ウィキペディア日本語版
ヴィブラフォン
ヴィブラフォンは、鉄琴の一種の打楽器である。ヴァイブラフォンや、略してヴァイブともいう。
*:Vibraphon
*:Vibraphone
*:Vibraphone, Vibes, Vibraharp,
*:Vibrafono
== 概要 ==
通常の鉄琴や木琴と同様、ピアノの鍵盤の順番に並べて置かれた音板をばちマレット)で叩いて音を出す。普通用いられる鉄琴よりも大きく低い音の出る音板が用いられる。マリンバ同様に音板の下に共鳴管が並んでいる。共鳴管の上端に丸いはねを設置し、このはねを電気モーターによって回転させるとはねが管の上端を閉じたり開いたりして、振動の共鳴管への伝わり方が増減する。それによって共鳴管の共鳴量が変化し、音量が増減を繰り返し、音のふるえ(ヴィブラート)を起こす。楽器の名称はここから来ている。
はねの回転の速度は変化させることができ、また、停止して演奏することもある。
音の余韻をコントロールするダンパーペダルによってロングトーンを演奏する事が可能で、マリンバや木琴と大きく異なる機能である。ヴィブラフォンがVibraphoneと呼ばれるのは、このロングトーンによる残響・共振(ヴァイブレーション)に起因するとも言われている。
ダンパーペダルを踏むと装置が離れ、離すと装置が音板に触れ、残響を止める。
音色の変化ははねの回転速度の他に、マレットの材質(特に堅さ)や大きさ、叩く位置などによって得られる。はねの回転速度を遅くし大きめでややソフトなヘッドを持つマレットと、ハーフダンプリングを多用したミルト・ジャクソンの奏法などが知られる。
マレットは主として毛糸巻きのものが使われる。また、近年はダンパーペダルとマレットを使ったミュートを組み合わせたダンプリング(Dampening and/or Pedaling Techniques)が普及している。この奏法はゲイリー・バートンによって世界中に広められた。
ヴィブラートを使った奏者の代表としては、ライオネル・ハンプトンミルト・ジャクソン、国内では大井貴司等が広く知られている。ノン・ヴィブラート奏者の代表としては、ゲイリー・バートン、デイビッド・フリードマン、国内では赤松敏弘等が広く知られている。
ヴィブラートを使う奏者は左右に1本ずつのマレットを使う2マレット・スタイルが多く、ノン・ヴィブラートの奏者は片手に2本ずつの4マレット・スタイルが多いのも特徴と言える。
音域はF2-f5までの3オクターブだが、c2-c6の4オクターブのタイプもヤマハ斉藤楽器マーコンベルジュローが製造している。このタイプはオーケストラの中に滅多に現れないが、それでもハンス・ヴェルナー・ヘンツェのように4オクターブタイプを指定する作曲家もいる。
足元のペダルの部分にハープの飾りを施した物があったため、初期のムッサー社のカタログ等、Vibraharpというネーミングで呼ばれた時期がある。70年代にはビブラートを使わない奏者がアルバムクレジットに用いた事もある。
日本語の場合は vi の発音表記の違いから、ヴィブラフォン、ヴァイブラフォン、ビブラフォン、ヴァイブ、バイブ、と表記が様々で、統一はされていない。一部吹奏楽関係等ではビブラと呼ばれることもあるが、正式な呼び名、印刷物には使われていない。ヤマハの製品情報サイト〔ヤマハ株式会社 製品情報サイト 2010年9月22日閲覧〕では「ビブラフォン」表記のみである。
コントラバスの弓で演奏する特別な奏法がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴィブラフォン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vibraphone 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.