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『ビブリア古書堂の事件手帖』(ビブリアこしょどうのじけんてちょう)は、三上延による日本のライトミステリ小説シリーズ。イラストは越島はぐ。2011年からメディアワークス文庫(アスキー・メディアワークス)より刊行されている。文庫本書き下ろし作品。 古書に関して並外れた知識を持つが、極度の人見知りである美貌の古本屋店主・栞子(しおりこ)が、客が持ち込む古書にまつわる謎を解いていく日常の謎系のビブリオミステリ。作中で扱われる古書は実在するもので、それら書籍の売上が伸びたり絶版本が復刊されるなどの影響を与えた〔この段落の出典。〕。 メディアワークス文庫で初のミリオンセラー作品であり〔、2014年12月現在、シリーズ累計の発行部数は600万部をこえた〔。2012年には、本屋大賞にノミネートされた〔。メディアミックスとして2種類の漫画化作品と、テレビドラマが制作されている。 == 物語の舞台 == 物語開始時は2010年8月。神奈川県北鎌倉を舞台としている。地名は実在のものを用いているが、ビブリア古書堂の店舗や登場人物はフィクションである(作者後書きより)。 4巻は2011年4月を描いており、現実と同じく東日本大震災が起きたことになっている。 ; ビブリア古書堂 : 北鎌倉駅のホーム隣の路地の向かいで営業している古本屋。古い木造の建屋で、何十年も前から営業している老舗。人文科学系の専門書を主に扱うが、マンガや文庫本の棚もある。ネット上にある古本の検索サイトに参加しており、売り上げの多くはネット通販でまかなわれているらしい。店のカウンターの奥は店主が住んでいる母屋へ通じている。 栞子の祖父、聖司が敬虔なクリスチャンで、このため、ラテン語で聖書を意味する『ビブリア』を店の屋号にしたという〔6巻85~86頁。補足ながら、通常、ビブリア、ビブリアン、は、「古書マニア」といった意味合いで使用される。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビブリア古書堂の事件手帖」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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