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ビール(, )は、アルコール飲料の一種。主に大麦を発芽させた麦芽(デンプンが酵素(アミラーゼ)で糖化している)を、ビール酵母でアルコール発酵させて作る製法が一般的である。 現在は炭酸の清涼感とホップの苦みを特徴とするラガー、特にピルスナーが主流となっているが、ラガーはビールの歴史の中では比較的新参であり、ラガー以外にもエールなどのさまざまな種類のビールが世界で飲まれている。 日本語の漢字では麦酒(ばくしゅ)と表記される。 == 名称 == 各国語における名称や語源は以下の通り。 *英語:ビア, beer (:en:beer) と、エール, ale (:en:ale) の2種類の言葉があり、エールの方が古い *ale系 *:インド・ヨーロッパ祖語の、alu-(酔う、魔術的な、など)から来ている。() *ゲルマン語:aluth- *エストニア語:olu *デンマーク語・ノルウェー語:øl *スウェーデン語:öl *ラトヴィア語/リトアニア語:alus *beer系 *ラテン語:bibere(飲む、動詞)が起源 *:古英語ではビアとエールは違い、ビアは今のシードル(林檎酒)だったとする説もある *:ノルマン・コンクエストの後、一時“beer”は無くなるが、麦芽飲料をさす呼称として間もなく再現する。 *スペイン語、ポルトガル語では、(ケレースの力)から派生 *他の西ヨーロッパ語(幾つかの東ヨーロッパ語)は英語:beerと似た言葉を使う *スラヴ語派諸国では、スラヴ語:"pivo"の派生系を使う *語族の異なる言語での名称 *日本語:ビール(オランダ語のbierからの借用語)、麦酒(ばくしゅ)(中国語の漢字を使った意訳語) *中国語:啤酒(。おそらく英語のbeerからの借用と中国語「酒」の合成) *台湾語:麥仔酒(be̍h-á-chiú。おそらく英語のbeerからの音の借用と中国語「麦」と接尾辞「仔」の当て字、名詞「酒」との合成)、Bih-luh(日本語ビールからの借用語、オランダ語のbierからの再借用語。) *フィンランド語:olut(ゲルマン語:aluthなどからの借用語) *朝鮮語:맥주(Maekju/メクチュ。麦酒をハングル表記したもの。) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビール」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Beer 」があります。 スポンサード リンク
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