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ビヨルン・ワルデガルド : ミニ英和和英辞書
ビヨルン・ワルデガルド
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ビヨルン・ワルデガルド ( リダイレクト:ビョルン・ワルデガルド ) : ウィキペディア日本語版
ビョルン・ワルデガルド

ビョルン・ワルデガルド''Björn Waldegård''、1943年11月12日 - 2014年8月29日初代WRCチャンピオン、ワルデガルド逝く ラリー専門ウェブサイト 2014年8月28日閲覧〕)はスウェーデンのラリードライバーであり、1979年世界ラリー選手権の年間王者である。スウェーデンでのニックネームは「Walle」。昔の日本のプレス表記では苗字表記が『ワルデゴールド』等多々発音の違いによる表記があるが、現プレスでの表記上では、『ビヨン・ワルデガルド』と表記される。
==主な経歴==
ワルデガルドはラリーストとして、実に40年に及び長期に渡り活躍している。1962年にデビュー、1967年、1968年とスウェーデンラリーにおいて優勝した後、1992年、サファリラリーの事故で腕を骨折して引退するまで常にトップレベルで走り続けた。彼がスウェーデン以外で初勝利をあげたのは1969年、ポルシェ・911を駆ったラリー・モンテカルロであり、最後の勝利は1990年トヨタに所属したときのサファリラリーであった。サファリラリーでの勝利は、世界ラリー選手権における最年長勝利となり、その記録は未だ破られていない。
1970年中頃のワルデガルドは個人で改造したポルシェ・カレラRSRでラリークロスのドライバーとして設立されて間もないヨーロッパ選手権に参加していた。ワルデガルドの残した最高リザルトは、フランツ・ヴルツ(F1ドライバー、アレクサンダー・ヴルツの父)が優勝した1974年、ERAヨーロッパラリークロス選手権(現在のFIA ヨーロッパ選手権 ラリークロスドライバーズ)における2位であった。
1970年代、アリタリアをスポンサーとしたランチアチームにおけるスタードライバーとしてワルデガルドとイタリアドライバーの先駆者サンドロ・ムナーリのどちらかが選ばれることが多い。1976年、サンレモラリーにおいて、ワルデガルドとムナーリはトップ争いをしていた。ワルデガルドは最終ステージを走行中のムナーリに対して4秒先行していたが、この「等しい」優勝争いに対して、その4秒を浪費、ムナーリに優勝を譲るようチームオーダーを出された。しかし、ワルデガルドはチームオーダーを無視、ムナーリを追い越し4秒差で優勝した。その確執からワルデガルドはランチアを去り、1976年後半よりフォードチームへ移籍することとなった。
フォード・エスコートRS1800を駆ったワルデガルドは、最も過酷なラリーと呼ばれた1977年の選手権において3勝(サファリラリー、アクロポリス・ラリー、RACラリー)をあげた。
ワルデガルドは1979年の世界ラリー選手権においてフォードチームとメルセデス・ベンツチームで活動、ラリー・コートジボワール においてATトランスミッションである450SLC5.0で最終ラウンドにハンヌ・ミッコラを抜き去ったが、最終成績は2位であった。1980年にこの時の雪辱か同ラリーで500SLCを駆り、優勝している。
1980年はチームを地元プライベーターとワークスを転々としつつフィアット・131・アバルトラリーメルセデス・ベンツ・500 SLCトヨタ・セリカ2000GT等乗り継ぎつつ参戦するに至る。ワークスチームの都合等で人数分揃えられないラリーについてはこうした地元プライベーターに乗り継ぎつつもポイントを重ねる状態は83年まで観られ、グループ4→Aでの戦いに留まりつつも1992年までトヨタで走り続けた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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