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ビル・イングリッシュ(Simon William English、1961年12月30日 - )は、ニュージーランドの政治家。元ニュージーランド国民党党首(2001年 - 2003年)。2008年からは副首相兼財務大臣兼社会基盤施設大臣を兼務している。 == 人物 == サウスランドディプトン生まれ。ウェリントンのセント・パトリック・カレッジ卒業。オタゴ大学で商学、ヴィクトリア大学ウェリントンで英文学を専攻し卒業。大学卒業後は地元へ戻り農夫となる。その後ウェリントンへ戻り、政策分析官として国庫庁へ勤務する。国庫庁に2年間勤め、ふたたび地元へ戻る。 1980年にニュージーランド国民党に入党し1990年の総選挙に出馬し初当選を果たす。社会保障や教育分野で手腕を発揮し1999年に財務大臣に就任する。その後、収入役等を経て財務報道官に就任する。 2001年10月、ニュージーランド国民党党首に就任するも2002年の総選挙で大敗し国民党の再建に失敗。2003年10月にドン・ブラッシュへ党首を交代する。イングリッシュは教育報道官に就任するも、ドン・ブラッシュの退任後は国民党副党首、財務報道官に就任。 2008年の総選挙に勝利し国民党は政権復帰を果たす。ジョン・キー政権下で副首相、財務大臣、社会基盤施設大臣を兼務。 カトリックの信仰を持ち、女医と結婚し6人の子を持つ。妊娠中絶、安楽死、同性愛者同士の婚姻、売春に反対している。 1995年にタスマン海から太平洋へ通じる全長243キロメートルをカヤック、自転車、ジョギングで走破する“コースト・トゥー・コースト”(Coast to Coast)を完走している。 2009年9月、ウェリントンに自宅を構えていながら住居手当を週900ドル受給している問題が発覚。ウェリントンに自宅を構える議員へ支給されることのない住居手当をイングリッシュは地元ディプトンの自宅を登録し手当てを受給していた。イングリッシュは指摘を受け住居手当の受給停止と大臣職に就任してから受給した住宅手当を全額返金した(2008年11月から2009年9月までの計32,000NZD)。イングリッシュは副首相として年間276,200NZDの議員報酬を得ている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビル・イングリッシュ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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