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ビル・バーゲン(William Aloysius "Bill" Bergen, 1878年6月13日-1943年12月9日)は、20世紀初頭の野球選手。ポジションは捕手。 打撃能力が極めて低く、打撃においていくつかのメジャーリーグ最低記録を残したため、しばしば「史上最低の打者」〔John Shiffert, ''Baseball: 1862 To 2003'', PublishAmerica.Inc., 2005, ISBN 978-1413742763, p.195〕〔Rob Trucks, ''The Catcher: Baseball Behind The Seams'', Clerisy Press, 2005, ISBN 978-1578601646, p.214〕と呼ばれる。一方で守備能力は高く、守備に関してはメジャーリーグ史上屈指の捕手であるとも評される。 == 打撃 == 彼のように多くの出場機会を得た選手で、これほど打撃成績の低い選手は他にいない。ビル・バーゲンの生涯成績のうち、打率(.170)、出塁率(.194)、長打率(.201)はいずれも通算2500打席以上のメジャーリーグ選手の中で最低である。通算2500打席以上で彼に次いで打率が低いのはパッド・ガルヴィン(打率.201)で、以下ボビー・マシューズ(.203)、サイ・ヤング(.210)と続くが、この3名はいずれも野手ではなく投手である。野手としてバーゲンの次に打率が低いのは、投手を含めた全体で5番目の(打率.213)〔Fangraphs list 〕だが、バーゲンとサリヴァンの間には打率4分3厘という大きな差がある。通算2本の本塁打はどちらもランニングホームランである。彼は通算3228打席で一度も死球を受けたことがなく、これはが1997年に更新(最終的に3664打席まで記録を伸ばして引退)するまで、85年に亘ってメジャーリーグ記録であった。 1909年のバーゲンの打率は.139で、これは打撃ランキングの対象となる選手として1900年以降のメジャーリーグで最低のシーズン打率である〔SABR bio 〕〔1909年当時のメジャーリーグでは、打撃ランキングの対象となるための条件は「全試合中3分の2以上の試合に出場すること」であった。現在のメジャーリーグでランキング対象となるための条件は「打席数502(規定打席)に到達すること」と定められており、1909年のバーゲンの記録(112試合出場、372打席で打率.139)は当時の試合出場数の条件は満たすものの、現在の基準である規定打席には達していない。規定打席到達者として最低のシーズン打率は、1991年のロブ・ディアーと2013年のダン・アグラが記録した打率.179(両者ともに448打数80安打)である。〕。 1909年のシーズン中、バーゲンは45打数連続で安打を打てなかった。この45打数連続という数字は、が2010年-11年の2年がかりで46打数に更新〔エウヘニオ・ベレスは新記録達成以降はメジャーリーグで打席に立つ機会がなく、また2012年からはメジャーリーグでの出場もなく、ベレスの連続打席無安打の記録は46打席のまま2015年シーズン終了時点でも継続中。〕するまで、メジャーリーグの野手の最長連続打数無安打記録として100年以上も残っていた(ただしベレスが更新する前に、1973年のデーヴ・キャンベルと2011年のクレイグ・カウンセルが、それぞれバーゲンに並ぶ45打数連続無安打を記録している)。 ドジャースに在籍した1904年から1911年のバーゲンの通算打率(.162)は、同期間のドジャース投手陣全体の打率(.169)よりも低い〔Al Pepper, ''Mendoza's Heroes: Fifty Batters Below .200'', Pocol Press, 2002, ISBN 978-1929763115, p.50〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビル・バーゲン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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