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ビル・マゼロスキー : ミニ英和和英辞書
ビル・マゼロスキー[びる]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビル : [びる]
 【名詞】 1. (abbr) building 2. bill 3. (P), (n) (abbr) building/bill
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ビル・マゼロスキー : ウィキペディア日本語版
ビル・マゼロスキー[びる]

ビル・マゼロスキーWilliam Stanley Mazeroski , 1936年9月5日 - )はアメリカMLBで活躍した元野球選手。
内野手二塁手)。右投右打。アメリカ合衆国ウェストバージニア州ホイーリング出身。ニックネームは「Maz(マズ)」
== 人物・来歴 ==
1954年に17歳でピッツバーグ・パイレーツと契約し、7月7日に19歳10か月でメジャーデビュー。以後、1972年を最後に現役引退するまで、パイレーツ一筋に二塁手として活躍。
軽快な守備ですぐにレギュラーとなり、には初のオールスター出場を果たす。同年初のゴールドグラブ賞に選出された。
この年には打撃面でも打率.275、本塁打19、打点68と活躍し、ナ・リーグMVP投票でも8位に入った。
特に守備面では卓越しており、通算守備率は.983。ナショナルリーグゴールドグラブ賞に輝くこと8回。通算1,706回のダブルプレーに参加し、これはメジャー歴代記録である。
パイレーツの名アナウンサー、ボブ・プリンスは「ザ・グローブ」と称えた。
17年間のキャリアで3個しかグローブを使わず、くたびれたグローブはチームメイトから「パンケーキ」と野次られた。
一度、チームメイトのいたずらでグローブにバターシロップを塗られたことがあったが、それを修繕してまた使ったという。
にはチームがリーグ優勝を果たし、ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズに駒を進める。
3勝3敗で迎えた第7戦(フォーブス・フィールド)は、メジャーの歴史に残る一戦となった。
序盤パイレーツが4-0とリードするが、強打のヤンキースは5回から8回までに7点を取り逆転。
8回裏パイレーツが5点を取り9-7と逆転するが、9回表ヤンキースは2点を取って同点に追いつく。
そして9回裏、マゼロスキーがワールドシリーズ最終戦としては史上初のサヨナラ本塁打を打って、不利が予想されたパイレーツが4勝3敗でヤンキースを下した。
このシリーズを通じて、ヤンキースの55得点に対しパイレーツは27得点。安打数でも91対60と完敗であったが、シリーズには勝った。
この活躍で、マゼロスキーはベーブ・ルース賞に選ばれた。
ワールドシリーズ最終戦のサヨナラ本塁打は、その後1993年のワールドシリーズジョー・カーターまでなかった。この時のカーターは第6戦であり、3勝3敗の第7戦でサヨナラ本塁打を打ったのは、現時点でマゼロスキーのみである。なお、この際のホームランボールは、ファンの1人がキャッチしたが、ビール2ケースと交換にマゼロスキーの手に渡り、現在でもアメリカ野球殿堂に保管されている。
その後も、に自己最多の82打点を記録するなど活躍を続ける。
以後は出場機会が減るが、1971年のワールドシリーズ(対ボルチモア・オリオールズ)で自身2度目のワールドチャンピオンとなった。
翌を最後に現役を引退。
にベテランズ委員会の選出でアメリカ野球殿堂入りを果たした。
現役時代の背番号「9」はパイレーツの永久欠番となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビル・マゼロスキー」の詳細全文を読む




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