翻訳と辞書
Words near each other
・ ビンカアルカロイド
・ ビンカン語
・ ビンガム
・ ビンガムトン
・ ビンガムトン・メッツ
・ ビンガムトン大学
・ ビンガムトン銃乱射事件
・ ビンガム流体
・ ビンガム郡 (アイダホ州)
・ ビンガ山
ビンキュリン
・ ビンキュリンファミリー
・ ビンギョル
・ ビンギョル県
・ ビンク
・ ビンクスの酒
・ ビンクリスチン
・ ビング
・ ビング (模型製造会社)
・ ビングの距離化定理


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ビンキュリン : ミニ英和和英辞書
ビンキュリン
vinculin
===========================
ビンキュリン : ウィキペディア日本語版
ビンキュリン

ビンキュリン(vinculin)は、アダプタータンパク質(adaptor protein)の1つで、細胞接着の接着装置を構成する細胞膜裏打ちタンパク質の1つである。インテグリンintegrin) が細胞骨格cytoskeleton)のアクチンフィラメント に結合するのを仲介し、細胞接着・伸展を制御する。ビンキュリンファミリー(vinculin family)を形成している。
== 発見 ==
1979年イスラエルにあるワイツマン科学研究所のベンジャミン・ガイガー(Benjamin Geiger)が、ニワトリ砂嚢から分子量130kDaの新しいタンパク質を単離し、抗体を作り、蛍光抗体法で培養細胞内での局在を調べると、接着斑に特異的に局在することを見出した。接着斑に特異的に局在するタンパク質は他にもあったが、それらとは異なる新しいタンパク質だった。
翌1980年、ガイガーは、そのタンパク質が、アクチンフィラメント を細胞膜に結合させるタンパク質だと想定し、ラテン語の「vinculum」 (“bond(結合する), link(リンクする)”という意味)にタンパク質の接尾語「in」を加え、「vinculin」と命名した〔〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビンキュリン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.