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ビーツ : ミニ英和和英辞書
ビーツ[びー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ビーツ ( リダイレクト:テンサイ ) : ウィキペディア日本語版
テンサイ[ちょうおん]

テンサイ(甜菜、学名:''Beta vulgaris'' ssp. ''vulgaris'')は、ヒユ科アカザ亜科フダンソウ属の二年生の植物。別名、サトウダイコン(砂糖大根)ともいうが、大根とは別種の植物である。なお、イタリア名はバルバビエートラ (Barbabietola) というが、そのうちキオッジャ地方で栽培される品種はゴルゴという〔野菜と花のトキタ種苗・商品紹介 ゴルゴ 〕。
ビート砂糖品種群である。寒さに強く、寒冷地作物として中から高緯度の地域で栽培されている。サトウキビとならんで砂糖の主要原料であり、根を搾ってその汁を煮詰めると砂糖がとれる。葉と搾りかす(ビートパルプと呼ばれる)は、家畜の飼料として利用される。全世界の砂糖生産量のうち、約35%を占める。
日本では、北海道を中心に栽培されている。テンサイから作られた砂糖は甜菜糖とよばれ、国内原料による日本の砂糖生産量の約75%、日本における砂糖消費量の25%を占める。
==特徴==
地中海沿岸原産。テンサイの構造は、おもに根部と葉に分類される。長い葉柄の先に長円形の葉身があり、最盛期には30から40枚が着生している。生育期間中に出葉する葉数は50から60枚程度。
根は肥大してショ糖を貯蔵する直根と、直根の両側溝から発生する側根に分けられる。側根は、地表下30cm程度に細く枝分かれして網目状に分布し、栄養塩類や水分を吸収する。直根は、条件が良ければ2m程深く伸長して水分を吸収する。直根の横断面には維管束の輪が同心円状に8〜12層形成され、内側の維管束は生育初期に発生した外側の葉と連絡する。600〜1200gにまで肥大し、14〜20%程度のショ糖を蓄える。根内におけるショ糖濃度は、中心部、特に維管束輪に隣接する砂糖鞘で高い。
テンサイのベータブルガロシド (betavulgaroside) 類には小腸でのグルコースの吸収抑制等による血糖値上昇抑制活性が認められた〔、吉川雅之、化学と生物Vol.40、No.3、2002〕(詳細はサポニンを参照のこと)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「テンサイ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sugar beet 」があります。




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