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ビーデル : ミニ英和和英辞書
ビーデル[びー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ビーデル : ウィキペディア日本語版
ビーデル[びー]

ビーデルは、鳥山明漫画ドラゴンボール』およびそれを原作としたアニメ『ドラゴンボールZ』、『ドラゴンボールGT』、『ドラゴンボール改』、『ドラゴンボール超』に登場する架空の人物。アニメ版の声優皆口裕子。『トリコ&ワンピース&ドラゴンボールZ 超コラボスペシャル!』と『ドラゴンボール改』では皆口が留学中で収録に参加できなかったため、柿沼紫乃が代役を務めた。
初登場は原作では其之四百二十一「サタンシティのハイスクール」、アニメでは『ドラゴンボールZ』第200話「あれから7年! 今日から僕は高校生」。
==人物像==
身長157cm、体重47kg。誕生年エイジ757年(当初はエイジ756〔渡辺彰則編「第3章 キャラクター事典」『ドラゴンボール大全集 7巻』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、100頁。〕)。趣味は正義の味方。好きな食べ物はお好み焼きシーザーサラダ。好きな乗り物はエアバイク〔ジャンプ・コミック出版編集部編「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 17 ビーデル」『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2009年3月4日、ISBN 978-4-08-874804-7、31頁。〕。
ミスター・サタンの娘。母ミゲル〔「DRAGON BALLフルカラー魔人ブウ編 6巻」集英社、2014年7月9日、ISBN 978-4-08-880112-4、227頁〕は魔人ブウ編開始時点で故人。活発な性格で孫悟飯と同じオレンジスターハイスクールに通っている。真面目で正義感が強く、度々警察にも協力している。上述の通り、趣味は正義の味方。格闘家の才能に恵まれ、常に努力と練習を惜しまないことから、天狗になって練習らしい練習をしないサタンを既に追い抜いているが、本人はそのことに気づいていない。第24回天下一武道会では、少年の部で優勝した経験も持つ。
気功波は撃てないが、悟飯に教わってから舞空術は使用できるようになった。またこの時の指導の中で悟飯に薦められ、髪型を登場当初の2つに括ったロングからショートへと変化させている。髪型を勧められた時は悟飯の好きな女の子のタイプのことだと思い、照れながらも喜んでいたが実際は武道家としてのアドバイスだったため激怒した〔鳥山明「其之四百二十八 ビーデルさんの舞空術」『DRAGON BALL 第36巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1993年11月4日、ISBN 4-08-851495-5、118-119頁。〕。
非常に勘が冴えており、街に出没していた謎のヒーロー「グレートサイヤマン」や「金髪の戦士」の正体を悟飯と見抜いた他、孫という共通の苗字と、苗字と名前が分かれていることは珍しいという理由から悟空と悟飯が親子だと推測している。悟飯のことはセルゲームの映像で見ているが、直接会ったのは悟飯が学校に入ってきたときが最初である。
好戦的な面もあり、強そうな相手には武道家として燃えている。悟飯を天下一武道会に強制参加させたのも「張り合いのある相手が欲しい」「チャンピオンの子供同士の対戦になったら面白い」という理由だった。アニメでもグレートサイヤマンの正体と同じくらい強さが気になると発言していた。また、天下一武道会ではスポポビッチに痛めつけられた際、悟飯から降参するよう促されても闘志を失わない根性を見せている。
悟飯の母チチとは、初対面時に悟飯との関係を疑われ、悟飯も呆れるほどの口論を繰り広げた。しかし、突然押しかけたにもかかわらず食事を用意してもらった時には礼を言ったり、チチの料理を美味しいと誉めたりと素直な面も出ている。チチが2人の交際を認めてからは初期のような険悪な関係は無くなり、アニメでは仲が良い場面もある。悟空とは天下一武道会会場で初対面だったが、悟飯がスポポビッチに襲われた時に助けようと飛び出したビーデルを悟空が止め、不安がるビーデルを諭していた。悟飯が界王神界にいる間、地球上で気を感じられないために悟空をはじめ仲間の全員が悟飯の死亡を思う中、ビーデルだけは生存を信じており、実際その通りだったことに悟空は感心しているようだった。また、アニメや劇場版ではブルマと親しくしている場面もある。
天下一武道会でスポポビッチに重傷を負わされた件をきっかけに悟飯との関係が進展する。悟飯に介抱してもらった時に、サタンがいるにも関わらず悟飯にスポポビッチを倒してもらうよう願い、悟飯もそれに応えている。悟飯が仙豆を食べさせようとした時は、サタンと医者が妙な物を食べさせるなと猛反対したが、悟飯への信頼から迷わず口にした〔鳥山明「其之四百四十三 動き始めた作戦」『DRAGON BALL 第37巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1994年4月4日、ISBN 4-08-851496-3、151-152頁。〕。
アニメでは正体を知る前のグレートサイヤマンや、先に舞空術をマスターした悟天に激しい対抗意識を燃やしたり、舞空術ができない時やスポポビッチとの戦いでは悔し涙を流す場面もある。悟飯に対しても最初はライバル心を抱いていたが、セルを倒したのがサタンではなく悟飯だと知ってからは実力差を認め、サポート面に回っている。
父親のことを尊敬しており、アニメやゲームではミスター・サタンの娘であることを誇りに思っている台詞や場面もある。そのため、アニメでは当初、サタンを軽く見ていた悟空やベジータクリリンに対して文句を言っている。魔人ブウとサタンの関係をピッコロから聞いた時は素直に喜んでいたが、サタンの調子に乗りやすい性格や女性関係については好ましく思っておらず、「親には苦労する」といった旨の発言をしたこともある。また、悟飯と出会ってからは実力をやや疑問視するようになり、後にセルを本当に倒したのが誰であるかに気付くこととなった。また、それと前後して悟飯への恋愛感情を自覚する。
魔人ブウを倒してから数年後に悟飯と結婚し、娘のパンを産む。当初グレートサイヤマンの格好をしている悟飯のことをかっこ悪いなどと言っていたが、アニメでは魔人ブウ編後に彼女自身もグレートサイヤマンとなり、悟飯同様ノリノリのポーズをとって「グレートサイヤマン2号」を名乗っていた。
クリリンいわく「結構かわいい」、その上有名なチャンピオンの娘で、作中において男性ファンの多い描写がなされていた。だが父親と異なり、メディアへの露出はあまり好きではない様子。また、父親に「パパより強い男じゃなきゃダメ」ときつく言われており、悟飯の強さを知る前は「そんな(父親よりも強い)男の子なんているわけないのに」と発言していた。しかし悟飯のことを上記の髪型の指摘にあるように意識していたり、「悟飯くんはいい線いってる」と話したりと、好意的な態度を見せている。アニメでは自分よりも弱いシャプナーから熱烈なアプローチを受けても眼中に無い様子だった。
アニメで声を担当した皆口裕子は「ビーデルはサタンが一番好きで、自分が凄く強くて同い年で自分よりも強い人はいないと信じていたけれど、悟飯と出会ってからだんだんと考えが変わっていったと思う」と語っている。また、悟飯を「くん」付けで呼ぶのが、いかにも同級生という感じで面白かったという。作中の男性キャラクターで結婚するとしたら「トランクスに心が傾くけれど、やっぱり悟飯くん」と答えている〔ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一声優陣 其之二 ビーデル役 皆口裕子」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」〜天下一伝説〜』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、164-165頁。〕。
名前の由来は作者の鳥山明いわく「サタンの娘ですので、デビル(悪魔)からとったもので、女の子らしくもじった名前」とのこと〔ジャンプ・コミック出版編集部編「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER 人造人間編〜魔人ブウ編 ALL BOUTS & CHARACTERS』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年5月5日、ISBN 4-08-873702-4、158頁。〕。『週刊少年ジャンプ』掲載時には「デービル」と誤植されていたこともあった〔後藤広喜編「其之四百二十五 バレた!!!」『週刊少年ジャンプ 1995年27号』集英社、1993年6月21日、雑誌29933-6/21、76頁。〕〔2013年3月24日放送の『ほこ×たて』「ドラゴンボールマニアVSプロ クイズ対決」においても出題されたことがある。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビーデル」の詳細全文を読む




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