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ビーバー戦争 : ミニ英和和英辞書
ビーバー戦争[びーばーせんそう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee
ビーバー : [びーばー]
 【名詞】 1. beaver 2. (n) beaver
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦争 : [せんそう]
  1. (n,vs) war 

ビーバー戦争 : ウィキペディア日本語版
ビーバー戦争[びーばーせんそう]

ビーバー戦争:Beaver Wars、またはフランスとイロコイ族の戦争(French and Iroquois Wars)、またはイロコイ族戦争(Iroquois Wars))は、17世紀半ばに北アメリカ東部で戦われた、インディアン部族とフランス植民地軍との一連の「インディアン戦争」の総称である。
==概要==
17世紀、東部から北東部へ北上しつつあった農耕軍事インディアン国家のイロコイ連邦は、勢力を拡張し、またフランス人交易者達と西部の五大湖地域の部族との間の、毛皮などの貿易を独占しようとしていた。毛皮の中でも特にビーバーの毛皮が珍重され、紛争の種になったので、この戦争の名前に付けられた。この紛争によってイロコイ連邦内での部族同士の勢力争いに火が着き、五大湖地方の大多数のアルゴンキン語族系部族をモホーク族が支配することになった。
この戦争は極度に残虐な性格があり、合衆国でのインディアン戦争の歴史の中でも最も血塗られた戦闘の連続となった。結果としてのイロコイ族の領土拡大は、ワイアンドット族(ヒューロン族)、ニュートラル族エリー族およびサスケハンノック族といった大きな部族同盟の幾つかを破壊して北東部の勢力地図を塗り替え、他の北東部部族をミシシッピ川の西に追いやることになった。オハイオ領土ミシガン半島低地は、避難民がイロコイ戦士から逃がれて西に移動したため、一時期インディアンがいなくなった。この地域には間もなくオハイオのインディアン部族が戻ってきたが、一般に多くの部族が混じり合った「連合共和国」であり、個々のインディアン部族ではなかった。
アルゴンキン語族系のインディアン部族とイロコイ族の社会はこの戦争で大きな影響を受けた。戦争の結果、ニューネーデルラント植民地のオランダ人とイロコイ族の同盟が消失し、この植民地へのイギリスの進出への対抗手段としてフランスがイロコイ族との同盟を求めるようになった。最終的にはイロコイ族がイギリスとの交易を行うようになり、後の大英帝国による植民拡張で重要な役目を果たすようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビーバー戦争」の詳細全文を読む




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