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ビーフ・ストロガノフ : ミニ英和和英辞書
ビーフ・ストロガノフ[びー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ビーフ・ストロガノフ ( リダイレクト:ビーフストロガノフ ) : ウィキペディア日本語版
ビーフストロガノフ[ちょうおん]

ビーフストロガノフ(beef stroganoff、ロシア語では(ベフストロガノフ)または)とは代表的なロシア料理のひとつである。「ベフ」は英語の「ビーフ」ではなく、ロシア語で「~流」であり、「ストロガノフ流」の意〔21世紀研究会編『食の世界地図』文藝春秋・P202〕であるとの説もあるが、これを俗説とし、「ビーフ」はフランス語のブフ(Bœuf・牛肉)に由来する、と主張する考察も存在する〔ビーフ・ストロガノフの蛇行 Stack-Style ほんやくメモ(2007/9/21)〕。ただし、本場ロシアでも鶏肉や豚肉を使用したアレンジ家庭料理は散見される〔ロシア料理渋谷ロゴスキー レシピ2〕。
== 起源 ==
16世紀初頭にウラル地方で成功した貴族ストロガノフ家の家伝の一品であったとされるが、考案者と生まれた時代については諸説存在する〔沼野充、沼野恭『ロシア』、p90〕。
有名なものとしては、(1733年 - 1811年)の時代に生まれた説が挙げられる〔沼野充、沼野恭『ロシア』、p91〕。年老いたアレクサンドル・セルゲーエヴィチは歯の多くが抜け落ち、好物のビーフステーキが食べられなくなってしまった。彼のために食べやすい大きさに切った牛肉を柔らかく煮込み、かつ牛肉の風味を生かした料理が考案されたという〔。
20世紀ロシア料理研究家はこの料理について、(1795年 - 1891年)の時代に生まれたと主張した〔。ポフリョプキンは、アレクサンドル・グリゴリエヴィチがオデッサに住んでいた時代に開催していた『開かれた食事会』〔身なりを整えたものであれば、誰でも自由に食卓に着くことができた食事会。(沼野充、沼野恭『ロシア』、p91)〕のために、コックが作ったものであると述べた。考案当初のこの料理に名前は無かったが、アレクサンドル・グリゴリエヴィチの没後、料理を気に入ったオデッサの人間は彼を偲んで料理に「ストロガノフ」の名を付けたという〔沼野充、沼野恭『ロシア』、p92〕。今日ビーフストロガノフの起源について言及される際、このポフリョプキンの説が歴史的に正しいものとされることがしばしばある〔沼野充、沼野恭『ロシア』、pp91-92〕〔小町『ロシアおいしい味めぐり』、p113〕〔大富豪、ストロガノフ家! 怖くない、怖くない、インターナショナルクッキング 朝日新聞 2007年10月12日閲覧〕。
また、食事と料理が好きな当主が深夜、小腹が空いて起きたものの家人や使用人は全員眠っていたため有り合わせの材料で料理を作ってみたら旨かった事から出来た料理だとも言われている。
さらに別の説では、ストロガノフ家のコックが、誤ってソースを焦がしたことがきっかけで誕生したとも言われる〔荒木『ロシア料理・レシピとしきたり』、p52〕。
考案された時代については、16世紀末にはすでにロシアで食べられており、コサックの首領イェルマークの食卓にものぼっていたという俗説が存在する〔沼野充、沼野恭『ロシア』、p179〕。
20世紀初頭にロシアの料理本にビーフストロガノフのレシピが載せられ、ソ連時代に一般に普及した〔。
現在の日本ではロシア料理店の定番メニューになっているほか、食品会社から手頃な値段で固形ルウが売られ、お馴染みの家庭料理になってもいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビーフストロガノフ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Beef Stroganoff 」があります。




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