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ビームライフル : ミニ英和和英辞書
ビームライフル[びー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ビームライフル : ウィキペディア日本語版
ビームライフル[びー]

ビームライフル(beamrifle、BR)は、小銃型の射撃競技光線銃である。キセノンランプを使用したもので、日本ライフル射撃協会の監修の下で興東電子が開発し、エアライフルに準拠した仕様となっている。エアピストルに準拠した拳銃型のビームピストル(BP)もある。その後、NECパーソナルプロダクツレーザーを使った新機材のデジタル銃器(デジタル・シューティング・システム、DSS)を開発しており、デジタルライフル(DR)とデジタルピストル(DP)と呼ばれて「ビームライフル」競技に用いられている。
== 歴史 ==
銃規制の厳しい日本のために日本ライフル射撃協会が開発を進めたものである。実弾を使った銃とは違い、特段の資格、免許などがいらないため、身近な射撃スポーツとして、またライフル射撃の入門として普及が図られた。
国民体育大会の種目としては、1975年(昭和50年)の第30回大会から採用された。その後、30年以上に渡って使用され、射撃選手育成にも役立ったと言われる。しかし、2011年(平成23年)の第66回大会では成年種目のビームライフル・ビームピストルが廃止となり、少年種目のみとなった。うち、ビームピストルについては、レーザーを使った新機材DSS(デジタル・シューティング・システム)によるデジタル射撃方式に移行している〔愛知県ライフル射撃協会 「射撃入門:ビームライフル射撃 」(2012年5月11日閲覧)〕。
DSSは、日本ライフル協会がNECパーソナルプロダクツと共同開発したもので、2002年(平成14年)に導入が始まった。部品調達の困難から2007年に生産停止となっているが、2017年(平成29年)開催予定の第72回大会まではビームピストル競技に使用継続することが決まっている〔日本ライフル協会 「デジタルピストル射撃競技機材について(お知らせ) 」 2010年7月24日(2012年5月11日閲覧)〕。日本ライフル射撃協会では、デジタル射撃と呼び、競技普及を目的とした「デジタル会員」制度も導入している。
なお、国際大会での使用としては、2010年(平成22年)に近代五種競技でエアピストルに替えてのレーザーピストル導入が決まった。銃弾の鉛による環境汚染防止や、銃規制が厳しい国での若年者への普及等を考慮したためである。国際近代五種連合(UIPM)は、レーザーピストルの導入によって精密な命中判定が可能となり、競技が深化するとも説明している〔''New Pentathlon.org Shooting Statistics'' (2012年5月11日閲覧)〕。オリンピック競技用では、2012年のロンドンオリンピックから使用を予定している〔日本近代五種協会 「ニュース2011年:来年度より従来のエアーピストルからレーザーピストルに変更になります! 」(2012年5月11日閲覧)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビームライフル」の詳細全文を読む




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