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『ピカルの定理』(ピカルのていり)は、フジテレビ系列で2010年10月19日から2013年9月4日まで放送されてきたバラエティ番組。タイトル名は、実在する数学の定理「ピカールの定理」から取られているが、あえて無関係だと主張している。略称は「ピカル」「ピカ定」。番組キャッチフレーズは「ピカリの彼方へ、さあ、行こう(2ndシーズン)」「今こそ、ピカル瞬間(とき)が来た。(3rdシーズン)」「この定理、“進化”で証明してみせる(4thシーズン)」。 == 概要 == フジテレビの近くにあるシュッとした金のオブジェこと「自由の炎」の台座の中にあるとされる、次世代を担う芸能人のためにある架空の修行の場ピカルドームにて、まだピカッてない芸人が誰とも被らない存在=ピカるべく修行するという設定の元、トークやコントを行う。 固定化されたレギュラーはなく、シーズンごとに卒業(1stシーズンでは「充電」)・メンバー交代といった措置を取っており、古参メンバーに関しても「入れ替える可能性は常にある」と明言している。 放送開始当初は番組曰く「期待されていなかった」とのコメントであり、1stシーズンの視聴率も平均3%弱と時間帯としては良くも悪くもない程度の数字であった(関東地区・ビデオリサーチ社調べ)が、野外イベントでは2,500人のファンが詰め掛ける盛況ぶりを見せた。フジテレビのリアルタイム投稿サービス「イマつぶ」においても『笑っていいとも!』に次ぐ2位を記録した。そのため2011年4月より「2ndシーズン」として全国ネット化、土曜23時枠に昇格した〔フジテレビ4月改編、上地『リアルスコープ』ゴールデン昇格 後枠に『ピカルの定理』 オリコン、2011年3月2日〕。同枠にコント番組が入るのは『リチャードホール』以来となる(『リチャードホール』も深夜番組からの昇格)。 2011年6月から12月までは月1回サタデー・ナイト・ライブ JPNの放送が入っていたため、本番組の放送は月3 - 4回になっていた。この番組にもピカリ隊がレギュラーキャストとして出演していた。 土曜23時台に移ってからしばらくの間は、『チューボーですよ!』(TBS)、『SmaSTATION!!』(テレビ朝日)などの影響で平均視聴率6%台と苦戦していたが、夏休みの時期を境に急上昇し、平均9%台の視聴率をコンスタントに記録する人気番組となった(いずれも関東地区、ビデオリサーチ社調べ)。これを受けて、2012年4月から、毎週水曜22時からの放送となることが決定〔「ピカル」水10に殴り込み!綾部「重圧」 SANSPO.com 2012年2月10日〕。なお、同枠にお笑い番組が入るのは『爆笑レッドシアター』以来となり、『レッドシアター』もまた深夜番組から昇格している。日本PTA全国協議会の「子供に見せたくない番組」にランクインされた。 2013年4月から、毎週水曜19:57 - 20:54に放送時間枠を昇格することが決定した〔「ピカル」ゴールデン進出!水8枠に殴り込み SANSPO.com 2013年1月23日〕。なお、同枠にお笑い番組が入るのは2012年9月で終了した『はねるのトびら』以来半年振りとなる。同時に水曜夜10時枠はドラマ枠になり、1999年10月の『明石家マンション物語』から13年半続いてきたバラエティ枠は一旦途絶えることになった。 コカ・コーラが筆頭スポンサーになってからは、不定期(主にコカ・コーラ製品のキャンペーン開始時期)にピカリ隊が登場する当番組限定のスペシャル仕様のCMが放送されている。内容はコント仕立てになっており、番組内のコントの登場人物がコカ・コーラの製品やキャンペーンを紹介している。なお、当初はスペシャルCM放送時間は1分間だったが、3度目の枠移動後の2013年4月より30秒に縮小した。 昇格後の視聴率は5%台で一度も2ケタ台にならず、苦戦を強いられた。〔フジテレビ『ピカルの定理』打ち切りに見る「ゴールデン昇格→視聴率低迷」の負けパターン 〕2013年9月4日を以って3年間の歴史に幕を下ろした。本番組終了後、この枠は昇格以前に放送していた『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』に戻る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピカルの定理」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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