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『ピグマリオ』は、『花とゆめ』(白泉社)1978年7号 - 1990年20号に連載された和田慎二のファンタジー漫画、およびそれを原作とするテレビアニメである。ギリシャ神話のピュグマリオーン伝説がモチーフになっている。 精霊とルーン国の王との間の子供であるクルトが、母親や村人達を石に変えたメデューサを倒す旅に出る物語。単行本全27巻(花とゆめCOMICS版。後にメディアファクトリーから最終完全版として発売されたMFコミックス版は全12巻)、全5部構成の長編作品である。 == 連載の経緯 == 連載の経緯に関してはMFコミックス版の第1巻と第2巻に記載されている。 それによると、『スケバン刑事』第1部が完結する際に編集者から「次にどんなのがやりたいですか」と聞かれた和田が、「少年を主人公にしたファンタジーものがやりたい」と発言したのがきっかけ。当時少年を主人公にした作品は少なく、またファンタジーというジャンルもあまり認知されておらず、少年が主人公のファンタジー物で新境地を開きたかったらしいが、当時の編集部は新境地に難色を示したため、もし失敗したら『スケバン刑事』第2部を執筆することを条件に連載にこぎつけた。しかし、結果は1年を待たずに打ち切りになる(第1部)。 そのため、約束通りに『スケバン刑事』第2部の執筆に取りかかったが、同作品連載終了の1981年末に「昔と状況は変わっているので『ピグマリオ』を再開しませんか」との編集部の言葉に奮起。第2部以降を描き、約8年連載、コミックス27巻という長編になった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピグマリオ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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