|
ピコピコハンマーは、古くからある玩具の一種である。「ピコハン」と略されることもある。なおこの呼称は一般に広く認知されている俗称に拠っており、同製品の元祖は、増田屋コーポレーションのKOハンマーである〔増田屋コーポレーション・プロダクト/バラエティーグッズ 〕。 ==概要== ===構造=== この玩具は、大型のハンマーを模した形状をしており、プラスチック類で出来た中空の柄と、やはり中空のハンマー(金槌の金属製打撃部分に相当)部分から成る。柄となる部分の先は様々な形状があるとされる。ハンマー部分の円筒形をした左右の打撃面は、円筒側面に設けられた蛇腹構造によって、ほとんどの打撃を吸収してしまうようになっている。 広く見られる製品では、ハンマー部分が注意を喚起する赤、柄の部分が木材を意識したと思われる黄色と白のストライプ模様、若しくは黄色一色となっており、ハンマー円筒部分に、柄が差し込まれた形状となっており、柄のハンマー取り付け部分には、内蔵されたプラスチック製の笛が収まる場所が設けられている。またハンマー部分や柄などに、製造企業の商標や、装飾のためと思われるシールが貼り付けられている物も多い。 元祖であるKOハンマーは、1965年に増田屋より発売された〔『シルシルミシル』テレビ朝日で2008年12月15日に放送された回「ラジコンのお初」 より 価格.com:「シルシルミシル」2008年12月15日(月)放送内容 〕。現在では様々なコピー商品が出回っており、類似品は多すぎるため、実体は不明である。なお増田屋のKOハンマーは、柄の部分がピンクのストライプ模様となっている。元々開発に当たって「子供が安全に叩けるハリセンに代わるおもちゃ」というコンセプトを掲げて作られ、最初の試作品では実際に殴られたのと同じぐらい痛いものであったが、徐々に改良が加えられ、現在の形になったと言う。 KOハンマーの場合、全長32cm〜55cmの製品がある(メーカーによりさらにさまざまなサイズがある)が、大型のものはハンマー部分が全長の比率以上に大きなボリュームを持ち、非常に強い打撃力を持つ印象を与える。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピコピコハンマー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|