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ピコビリ藻[ぴこびりも]
ピコビリ藻(Picobiliphyta)は2007年に報告された新たな真核藻類の一群である。細胞径3.0-0.5μmほどのいわゆるピコプランクトンであり、海洋を漂って生活している。 == 発見の背景 == 1990年代より、ヨーロッパを中心としたプロジェクト“PICODIV”〔PICODIV, a European FP5 program 〕によって、各地でピコプランクトンの調査が行われてきた。この中で、大西洋、地中海、アラスカ付近の北極海やノルウェー沿岸の北海などにおいて未知のピコプランクトンが確認された。後にピコビリ藻と名付けられるこの生物は貧栄養で寒冷な海域に広く分布しており、時に調査対象としたピコプランクトン全体のバイオマスの50%に達したと報告されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピコビリ藻」の詳細全文を読む
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