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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ウイルス : [ういるす] 【名詞】 1. virus 2. (n) virus
ピソウイルス () はウイルスの属の一つ。アメーバに感染する ''Pithovirus sibericum'' 1種のみを含む〔 〕。二本鎖DNAを持ち、巨大核質DNAウイルスに含まれる。2014年にシベリアの永久凍土から採取された、3万年前の氷床コアから発見された。 == 形態 == 属名 ''Pithovirus'' は、古代ギリシャの甕であるピトスに形が似ることから命名された。長径1.5µm、短径0.5µmで、これまでに知られていた最大のウイルス、パンドラウイルスの2倍の大きさである。一端が開いた楕円球型の細胞壁を持ち、内部はハニカム構造となっている〔。 ゲノムには約500の遺伝子が含まれる。これは典型的なウイルスより多いが、パンドラウイルスと比べると1桁ほど小さい〔。つまり、本種のゲノムは他のウイルスと比べ、遺伝子密度が低いということである。また、2/3のタンパク質は、他のウイルスでは見られないものであった。ゲノム配列はパンドラウイルスよりも、マルセイユウイルス科・メガウイルス科・イリドウイルス科などのウイルスと類似している〔。これらの科は全て正二十面体の大型DNAウイルスである。パンドラウイルスのゲノムのGC含量が61%を超えるのに対し、ピソウイルスでは36%で、この値はメガウイルス科のものに近い〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピソウイルス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pithovirus 」があります。 スポンサード リンク
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