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ピタゴラスコンマ()は、音楽用語の一つで、ピタゴラス音律が原理的にもつオクターブ関係との誤差である。ダイトニックコンマ()ともいう。 約23.46セント(半音の約1/4)。 ピタゴラス音律は、3:2の周波数比の音を得ることを繰り返すことに基づく音律である。しかし3/2の冪乗は2/1(オクターブ関係を規定する)の冪乗とは一致することが無いので、この操作を何回繰り返しても正確なオクターブの関係は得られない。 周波数を3/2倍する操作を12回繰り返すと (3/2)12 ≈ 129.75 となり、 27 = 128 即ち元の音の7オクターブ上の音より若干高い音になる。 正確には (3/2)12/ 27 = 312 / 219 = 531441 / 524288 の差が生じ、これをピタゴラスコンマと呼ぶ。 セント値で表すと log2(3/2)12 × 1200 ≈ 8423.46 であり、7オクターブ(8400セント)との差は約23.46セントである。 == 関連項目 == *シントニックコンマ - ピタゴラス音律の長3度(81/64)と純正な長3度(5/4)との差。約21.51セント。 *ピタゴラス音律 *五度圏 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピタゴラスコンマ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pythagorean comma 」があります。 スポンサード リンク
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