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ピチピチパニックは、総合芸能学院テアトルアカデミーに所属する10代の女子(中高生)で結成したアイドルユニット。彼女たちが行うイベントの名称でもある。 == 略歴 == 略称は「ピチパニ」または「P3」。メンバーは「ピの子」と呼ばれる。 2003年夏に結成し、新宿での二度の公演を経て、その後イベントの舞台を秋葉原に移した。いわゆるアキバ系のファンで会場は毎回満員御礼になったという。イメージビデオのリリースや撮影会の開催も行っていた。 新宿での公演は通常のチケット制であったが、秋葉原では商品の販促イベントが前提(商品を購入した人がイベントに参加できる)ということもあり、初期は紙のパンフレット、後期は特製のオマケDVD-Rを商品として販売し、購入者にイベント参加券が配布されるという独自の方式を採用していた。 イベントの内容は、演劇やコント、歌、ダンスのほか、観客参加型のゲームなどもあり、特に「ピチピチジャンケン」と名付けられた全身のジェスチャーで行うじゃんけん(グーは直立し両手拳を胸に、チョキは片眼の前でチョキを出しもう片方の手は腰に、パーは両手両足を開く動作を行う)は特徴的であった。 衣裳は制服やブルマ(体操服)のほか水着もあり、文字通り“ピチピチ”の女子中高生と一緒に楽しめるイベントとして人気を集めた。彼女たちの影響もあってか、以後秋葉原のイベントに水着姿で出演するアイドルが増加した。 イベントでは、ゲームなどで負けたメンバーには過酷な罰ゲームが科せられた。クラッカーを口中で破裂させる、ゴム紐の片端を咥えさせ伸ばして一気に放す、鼻フック、ごま油一気飲みなど、その身体を張った芸風から女版電撃ネットワークと称されることもあった。 2003年10月、スカイパーフェクTV!のエンタ!371で「ラブハリケーン」が始まり、番組中のコーナーにメンバーが出演するようになった。2004年1月からは、これから独立し30分番組の「ピチピチパニック!!」が放送開始(全8回)。さらに2004年9月からはチャンネルをパンチクラブに移し、ピースモア制作の1時間番組「ピチピチパニック注意報!」が放送された(全19回)。 有料のオフィシャルファンクラブとして「東京ぴぃ学園 楽しいこといっぱいしちゃうぞ学科」が設立された。生徒(ファンクラブ会員)には学生証(会員証)と生徒手帳が発行され、学級新聞(会報)や会員向けDVDが送付された。会員の誕生月にはメンバーからバースデーカードが送付された。 途中幾度かメンバーの入れ替わりがあり、2004年夏頃には7名の新人が加入し一時は総勢18名の大所帯となった。 2005年5月5日を最後に秋葉原でのイベント開催が途絶え、以後各メンバーがソロや別ユニットで活動を続けているものの、ピチピチパニックとしての活動は「ピチピチパニック注意報!」の番組出演と携帯サイトのコンテンツのみという状況が続いた。 2006年1月末日、ファンクラブ会員にのみ会報にて、2月末をもって解散すると伝えられ、公式サイトは一般のファンに告知することなくひっそりと閉鎖された。「ピチピチパニック注意報!」は3月に最終回が放送された。 解散後、公式ブログ「ピの子ワンダーランド」は「ひなたぼっこ散歩道」と題名を変え、高橋実恵子の個人ブログとして続けられていたが、2007年9月に高橋のピチピチパニックからの完全卒業を理由に閉鎖された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピチピチパニック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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