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ピノレン酸[ぴのれんさん]
ピノレン酸 (Pinolenic acid) は不飽和脂肪酸の一つ。シベリアマツ・チョウセンゴヨウその他のマツ属の種子に含まれる。ピノレン酸含有量が最も高いのは、シベリアマツの松の実及びそれらから作られる松の実油である。 ==化学と生化学== Shorthand designationではall-''cis''-5,9,12-18:3 と表される。コルンビン酸 (Columbinic acid) と呼ばれることもあるが〔、これは生物学の文脈ではシス-トランス異性体である ''trans'',''cis'',''cis''-5,9,12-18:3 を表すこともある〔 〕。 ピノレン酸は、ω-6必須脂肪酸 (EFA) であるγ-リノレン酸の異性体である。ピノレン酸は必須脂肪酸ではないが、シクロオキシゲナーゼまたはリポキシゲナーゼによって生理活性を持つ代謝物に変換され、EFA欠乏症の一部の症状を和らげることができる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピノレン酸」の詳細全文を読む
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