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ピューティア第四祝勝歌 : ミニ英和和英辞書
ピューティア第四祝勝歌[ぴゅーてぃあだいよんしゅくしょうか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [よん]
  1. (num) four 
祝勝 : [しゅくしょう]
 (n) victory celebration
: [うた]
 【名詞】 1. song 2. poetry 

ピューティア第四祝勝歌 : ウィキペディア日本語版
ピューティア第四祝勝歌[ぴゅーてぃあだいよんしゅくしょうか]
ピューティア第四祝勝歌(ピューティアだいよんしゅくしょうか、英語:Pythian Ode IV )は、古代ギリシア抒情詩人ピンダロスの作品である。ピューティア競技祭における勝利を祝う祝勝歌である。
「第四祝勝歌」は、紀元前462年戦車競走における勝利を祝って、キューレーネーの王アルケシラオスに献げられている。
== 概説 ==
この祝勝歌は、紀元前462年ピューティア大祭での戦車競走で勝利を得た、アルケシラオス4世を称えるうたである。アルケシラオスは北アフリカ・リビュアキューレーネー市の王で、伝説のバットスを祖とするバッティダイ王朝の第八代目の王であった〔『祝勝歌集/断片選』 p. 142〕。
『第四祝勝歌』はアルゴナウタイの神話をうたっていることで著名である。紀元前462年の勝利については、すでに『第五祝勝歌』でチャリオットの御者カロトスへの称賛も含めて、アルケシラオスを称えるうたを詩人は造っている。この歌は、最後の第13スタンザに至って、話題が突然に変わり、キューレーネー人亡命者でピンダロスの知人でもあったダモピロスを弁護する詩となる。ここから、『第四祝勝歌』の作詩意図は、ダモピロスをアルケシラオスに取りなすことではないのか、という説もある〔loc. cit.〕。
しかし、ピンダロスのこの祝勝歌がダモピロスの処遇に関して、アルケシラス王に何かの影響を与えたかどうかが明らかになる前に、王は民主制を求めるキューレーネー市民の叛乱に遭って殺され、バッティダイ王朝は断絶した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ピューティア第四祝勝歌」の詳細全文を読む




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